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でん子そんな悩みを抱える大和市民の方は多いはず。
実は2026年現在、大和市には目的別に2つの補助制度があり、売電したいなら①FIT型(太陽光1万円/kW・上限4万円+蓄電池3万円)、自家消費したいなら②自家消費型(太陽光7万円/kW・上限なし+蓄電池は経費の1/3)を選べます。金額の差は歴然で、5kWの太陽光なら①が4万円、②が35万円です。
ただし②は国の補助金と併用できず、自家消費率30%を12か月以上維持する報告義務があります。また①は9月1日時点で太陽光60件程度の枠に33件、蓄電池30件程度の枠に22件の申請が入っており、蓄電池の枠は残りわずかです。
本記事では、大和市で蓄電池の施工実績があり、2つの制度を正しく使い分けられる業者を厳選紹介。「FIT型と自家消費型、どちらがお得?」「結局どこが一番安いの?」といった疑問を、一次情報をもとに解決します。
大和市の補助金制度を正確に理解することが、太陽光発電・蓄電池導入を成功させる最大のカギです。大和市には目的別に2つの補助制度があり、どちらを選ぶかで受け取れる額が10倍近く変わることもあります。
| 制度名 | 太陽光補助金 | 蓄電池補助金 | 申請期間 |
|---|---|---|---|
| ①FIT売電型 (住宅用太陽光発電システム等設置費補助金) | 1kWあたり1万円 (上限4万円) | 上限3万円 (太陽光と同時申請のみ) | 2026年4月1日〜 令和9年2月15日 |
| ②自家消費型 (地域脱炭素移行・再エネ推進重点対策加速化事業補助金) | 1kWあたり7万円 (上限なし) | 補助対象経費の1/3 (上限は1kWhあたり15.5万円の1/3) | 2026年4月10日〜 令和9年1月29日 |
⚠️ ①FIT売電型は、固定価格買取制度の事業計画認定(FIT認定)を受けて売電したい方向けの補助金です。実績報告の提出期限までにFIT認定の取得が必須で、蓄電池は太陽光との同時申請のみ対象。既に太陽光を設置済みの住宅に蓄電池を後付けする場合は対象外です。リース品も対象外となります。
⚠️ ②自家消費型はFIT・FIPの認定を取らない方向けの制度です。令和8年度から蓄電池(5kWh以上20kWh以下)の同時設置が必須となり、契約日が令和8年4月1日以降のもののみが対象になりました。V2H充放電設備を蓄電池の代わりに設置することも認められていますが、V2H自体は補助対象外です。
①と②は併用できません。どちらか一方を選ぶことになります。金額だけを見れば②が圧倒的に有利ですが、②は売電収入を諦めることが前提です。
| 設備 | 補助元 | 条件 | 補助金額 |
|---|---|---|---|
| 家庭用蓄電池 (5kWh以上20kWh以下) | 大和市 (環境省交付金活用) | 太陽光との同時設置必須 自家消費率30%以上 令和8年4月1日以降の契約 | 「蓄電池容量(SII登録値)kWh×15万5千円」と「設置に要する経費」のいずれか少ない方の3分の1(千円未満切り捨て) |
⚠️ 令和8年度から計算方法が変わりました。補助対象経費そのもののkWhあたり上限はなくなり、「容量×15.5万円」と「実際の経費」を比べて少ない方の1/3が補助額になります。つまり実質的な上限は1kWhあたり約5万1千円です。
⚠️ 大和市は要件のなかで「複数者からの見積りを取得するなどして、1kWhあたりの経費が12.5万円以下となるよう努めること」と明記しています。市が公式に相見積もりを求めているのは珍しく、価格の妥当性を重視している姿勢のあらわれです。
⚠️ ②自家消費型は設置後12か月以上の発電量・自家消費率の報告が必要で、市は「自家消費率が30%未満の場合は、補助金を返還していただくことがあります」と明記しています。日中ほとんど家にいない世帯は、この30%を安定して満たせるか慎重に検討してください。
令和8年度は、6月から8月にかけて受付を終了した自治体が相次ぎました。2026年9月2日時点の状況は次のとおりです。
| 自治体 | 太陽光補助金(目安) | 蓄電池補助金(目安) | 受付状況 |
|---|---|---|---|
| 大和市(①FIT型) | 1万円/kW(上限4万円) | 上限3万円 | 受付中(9/1現在 太陽光33件/60件程度、蓄電池22件/30件程度) |
| 大和市(②自家消費型) | 7万円/kW(上限なし) | 補助対象経費の1/3 | 受付中(〜令和9年1/29・先着) |
| 神奈川県 | 7万円/kW | 15万円/台 | 第2期 9/7〜9/30(電子申請のみ・先着500件程度) |
| 相模原市 | 一律8万円 | 一律20万円 | 第1期 9/1〜9/30(事後申請・抽選) |
| 厚木市 | 1万円/kW(上限6万円)+自家消費加算7万円/kW(上限42万円) | 5万円+自家消費加算(蓄電池価格の1/3) | 受付中(事後申請) |
| 座間市 | 1万円/kW(上限4万円) | 一律4万円 | 受付中(先着順) |
| 海老名市 | 2万円/kW(上限20万円) | 7万円 | 8/25で終了 |
| 藤沢市(自家消費型) | 7万円/kW | 補助対象経費の1/3 | 8/18で募集終了 |
| 平塚市 | 5万円/kW(税抜1/2以内・上限20万円) | 同時設置で一律5万円 | 受付中(8/27時点で予算全体の47.9%) |
※補助金情報は年度ごとに変更され、予算到達で年度途中に終了します。最新情報は必ず各自治体の公式サイトでご確認ください。
※綾瀬市の制度については、市の公式サイトで直接ご確認ください。
ルール① 「売電するか、自家消費するか」を契約前に確定させる
大和市の①と②は併用できません。①はFIT認定が必須、②はFIT・FIPの認定を取得しないことが条件という、正反対の制度です。しかも②は「発電した電力の30%以上を自家消費」「太陽光17年・蓄電池6年使い続ける」といった継続要件つき。契約してから制度を選び直すことはできないため、業者と両方の試算を出したうえで先に決めてください。
ルール② どちらの制度も「工事着手の2週間前まで」に事前申請
①も②も、設備設置工事の着工予定日(建売住宅は引渡予定日)の2週間前までに、不備のない申請書を提出する必要があります(必着)。交付決定通知の受理前に着工すると補助を受けられません。②は交付決定の審査に1か月程度かかる場合があると市が案内しているため、さらに余裕を持った日程が必要です。なお②は契約締結日・工事着手日ともに令和8年4月1日以降であることが要件です。
ルール③ 国とは併用不可、県とは併用可
②自家消費型は「国の他の負担金または補助金の交付を受けている場合、本補助金を交付できません」と明記されています。一方で神奈川県の補助金との併用は可能と市が公式に案内しています。①FIT型は県の補助金・国の補助金の両方と併用可能です。この違いを取り違えると、あとから片方を返還することになりかねません。
| パターン | 設置費用(目安) | 大和市の補助金 | 神奈川県の補助金 | 実質負担 |
|---|---|---|---|---|
| 5kW太陽光+7kWh蓄電池 (①FIT売電型) | 約280万円 | 7万円 (太陽光4万円+蓄電池3万円) | 50万円 (太陽光35万円+蓄電池15万円) | 約223万円 |
| 5kW太陽光+7kWh蓄電池 (②自家消費型) | 約280万円 | 約71万円 (太陽光35万円+蓄電池約36万円) | 50万円 (太陽光35万円+蓄電池15万円) | 約159万円 |
| 蓄電池のみ | 約150万円 | 0円 (①②とも太陽光との同時設置が必須) | 0円 (同時設置が必須のため対象外) | 約150万円 |
②の蓄電池分は「7kWh×15.5万円=108.5万円」と実際の設置経費を比べ、少ない方の1/3で計算しています。①と②では、市から受け取れる額に10倍の差が出ます。
ただし②は売電収入がゼロになります。FIT売電と自家消費のどちらが最終的に得かは、日中の電気の使い方によって変わります。大和市は申請書とあわせて「蓄電池シミュレーション」の確認を求めており、市のサイトからExcelファイルをダウンロードできます。業者任せにせず、一度ご自身で数字を動かしてみることをおすすめします。
なお、既に太陽光をお持ちで蓄電池だけを追加したい方は、2026年9月時点で使える補助金がありません。大和市の①②とも太陽光との同時設置が条件で、神奈川県も同様。蓄電池単体で申請できた国のDR補助金は2026年5月29日に公募を終了しています。


エコ発電本舗は、東京都豊島区に本社を置く、蓄電池・太陽光発電の販売および設置業者です。
昭和44年創業で50年以上営業しており、サイトの利用者は月間12万人と信頼性の高さがうかがえます。
蓄電池設置は、自社とメーカー推奨の提携業者で行っており、迅速な対応を強みとしています。
蓄電池本体に最長15年間の保証がつき、施工保証も業界最長クラスの15年間です。全国の工事業者と提携しているので、充実したアフターサポートが受けられます。
| 運営会社名 | 株式会社ゼロホーム |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都豊島区西池袋5丁目13-12MKビル5F |
| 事業内容 | 太陽光発電・蓄電池・V2Hの販売施工、電気工事、屋根工事全般 |
| 対応エリア | 東京都全域・全国対応(北海道のみ対象外) |
| 補助金サポート | あり |
| 保証・アフターサポート | 商品保証:最長15年間、容量保証:最長15年間、災害補償:最長15年間、施工保証:最長15年間 |
| 主要取引先・提携メーカー | テスラ、ニチコン、パナソニック、シャープ、長州産業、ソーラーフロンティア、三菱電機、東芝、京セラ、ハンファQセルズジャパン、カナディアンソーラー、サンテックパワー、ダイキン、日立、日本電気 |
| 許認可・登録情報 | 太陽光発電アドバーザー、二級建築士、一級建築施工管理技士ほか |
| 支払い方法 | 記載なし |


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ソーラーパートナーズは、東京都新宿区に本社を置く、蓄電池業者一括見積もり業者です。
蓄電池主要メーカーも加盟する太陽光発電協会(JPEA)の加盟企業なので安心感があります。
提携するのは、自社一貫施工・施工実績100棟以上・メーカー保証と工事保証ありなど7つの審査基準を満たす業者のみです。
独自のあんしん完了保証があり、ソーラーパートナーズを介して契約した場合、工事の完了が保証されます。工事代金を支払えば、必ず蓄電池設置をしてもらえるのでリスクは最小限に抑えられます。
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| 運営会社名 | 株式会社ソーラーパートナーズ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区新宿5-18-20 新宿オミビル4F |
| 事業内容 | 太陽光発電と蓄電池の工事会社ネットワーク運営事業 |
| 対応エリア | 東京都他、全国対応 |
| 補助金サポート | 業者によって異なる |
| 保証・アフターサポート | 独自のあんしん完了保証(代金支払い後の工事完了を保証) |
| 主要取引先・提携メーカー | 記載なし |
| 許認可・登録情報 | 建設業許可番号:東京都知事許可(般-4) 第138314号電気工事業届出番号:東京都知事届出 第2910275号 |
| 支払い方法 | 業者によって異なる |
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タイナビ蓄電池は、東京都品川区に本社を置く、株式会社グッドフェローズが運営する、蓄電池業者一括見積もり業者です。
一括見積もりでは、これまでに京セラやニチコン、オムロンなどのメーカーの設置実績があり、相場は80~200万円程度となっています。最大5社の見積もりが一度に比較できるので、蓄電池設置費用がもっとも安い業者を見つけることが可能です。
太陽光パネルとセットで見積もり依頼を行うこともできます。
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| 運営会社名 | 株式会社グッドフェローズ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田ビル8階 |
| 事業内容 | エネルギーメディア事業(蓄電池・太陽光発電・風力発電の一括見積もりサイト運営) |
| 対応エリア | 東京都全域・全国対応 |
| 補助金サポート | 業者によって異なる |
| 保証・アフターサポート | 商品保証は基本あり、施工保証・メンテナンス・災害補償は業者によって異なる |
| 主要取引先・提携メーカー | 株式会社NTTスマイルエナジー、株式会社ミツウロコ、イーゲート株式会社、株式会社明成商会、四国電力株式会社 |
| 許認可・登録情報 | 記載なし |
| 支払い方法 | 業者によって異なる |
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グリエネは、蓄電池設置や太陽光システム設置業者の無料一括見積もりサービスを提供する業者です。
登録している業者は全国に450社あり、その中から最適な業者を紹介してもらえます。工事保険に加入している・過去2年間法的処置なし・財務状況健全という3つの基準をクリアした業者のみなので不安要素は最小限です。
通常の一括見積もりサービスとは異なり、事前にカスタマーサポートが個別にヒアリングを行うため、業者からの営業電話に悩む心配がありません。
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| 運営会社名 | 株式会社じげん |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区虎ノ門3-4-8 |
| 事業内容 | ライフサービスプラットフォーム事業 |
| 対応エリア | 東京都全域・東海・関西 |
| 補助金サポート | サポートありの業者紹介可 |
| 保証・アフターサポート | 業者によって異なる |
| 主要取引先・提携メーカー | 記載なし |
| 許認可・登録情報 | 東京証券取引所・プライム市場(証券コード:3679) |
| 支払い方法 | 業者によって異なる |
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| 所在地 | 神奈川県大和市代官3-12-27 |
|---|---|
| 電話番号 | 046-268-2633 |
| 代表者 | 中村 圭史 |
| 所在地 | 神奈川県大和市西鶴間7-8-5 |
|---|---|
| 電話番号 | 046-282-5739 |
| 代表者 | 菅原 薫 |


蓄電池は高額な設備であり、その後の安心感は業者選びにかかっています。特に初心者が後悔しないために、以下の3点を最優先で確認しましょう。
1.2つの制度を比較して提案できるか
大和市の①FIT型と②自家消費型は、正反対の設計思想の制度です。両方を理解し、ご家庭に合うほうを提案できるかが最重要項目になります。
両制度の試算を出せるか: 「FIT売電型と自家消費型、両方の見積もりをください」と依頼して、素早く出せるかを見ましょう。片方しか説明しない業者は要注意です。
自家消費率30%の根拠を示せるか: ②は30%未満だと補助金を返還する可能性があります。ご家庭の電気の使い方から達成できるかを説明してくれる業者を選びましょう。
2.見積もりの透明性と長期保証の充実度
高額な設備だからこそ、費用と保証内容の「明確さ」が、導入後の安心感を左右します。
1kWhあたりの単価: 大和市は「1kWhあたりの経費が12.5万円以下となるよう努めること」を要件に掲げています。市が相見積もりを求めている以上、複数社の単価比較は必須です。
保証の手厚さ: メーカー保証+施工保証の両方があるかをチェック。②は太陽光17年・蓄電池6年使い続けることが要件なので、その期間を支えられる保証かを確認しましょう。
3.担当者の誠実さと説明力があるか
最終的にあなたの相談に乗ってくれる担当者が、信頼できる人物であるかを見極めましょう。
誠実な対応: 専門用語をわかりやすく説明し、メリットだけでなくデメリットも正直に伝える姿勢が重要。②の返還リスクや報告義務まで説明してくれる業者なら信頼できます。
手続代行の説明: 大和市は「手続代行者」の報酬について、改正行政書士法に触れる可能性を公式に注意喚起しています。この点を正しく説明できるかも判断材料になります。


「うちも補助金をもらえるのかな?」と気になりますよね。ここでは、大和市と神奈川県それぞれの主な条件をチェックリスト形式でご紹介します。ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
大和市:太陽光と蓄電池を同時に設置すること
①②とも同時設置が条件です。既に太陽光を設置済みの住宅への蓄電池の後付けは対象外。②では蓄電池の容量が5kWh以上20kWh以下である必要があります。
大和市:市税等に滞納がないこと・電力会社と電灯契約を締結していること
①では自らが居住する(または実績報告までに居住予定の)市内の住宅に設置する個人が対象です。実績報告時には設置場所住所の住民票が必要で、用意できない場合は補助対象外になります。
大和市②:FIT・FIPの認定を取得しないこと/自家消費率30%以上
あわせて太陽光17年・蓄電池6年使い続けること、中古設備でないこと、発電量等の計測機能を備えることが必要です。設置後12か月以上の稼働状況の報告義務があります。
大和市①:リース品は対象外/②:0円ソーラー(リース・PPA)も対象
制度によって扱いが逆になります。②で0円ソーラーを使う場合は設置事業者が申請者となり、利用料から補助金相当額が控除される仕組みです。
神奈川県:太陽光(1kW以上10kW未満)と蓄電システムの同時設置が必須
蓄電システムはSIIに令和7年度以降に登録された製品であること、停電時に操作をしなくても自動で電気が使えることが条件です。県はFIT活用も可能なので、①②どちらを選んでも県との併用は可能です。
これらの条件は主なもので、詳細な要件は他にもあります。大和市の2制度は要件が細かく分かれているため、迷ったら環境総務課(046-260-5493)に確認しておくと確実です。
まずは専門の設置業者に相談し、①FIT型と②自家消費型の両方で試算を出してもらうのが最も確実です。


大和市は南北に細長く、境川と引地川に挟まれた台地に市街地が広がっています。海に面していないため塩害の制約は基本的にかからず、屋外設置型を含めて機種の選択肢が広いのは大和市の利点です。急峻な傾斜地も少なく、太陽光を載せやすい住宅が多いエリアといえます。
一方で、大和市は市域の面積に対して人口密度が高く、戸建て住宅が密集しているエリアが多いという特徴があります。隣家との距離が近いと、蓄電池の運転音への配慮が必要になります。屋外設置の場合は、隣家の寝室窓の向かいを避けるなど、設置位置の相談を丁寧にしてくれる業者を選びましょう。
また、②自家消費型を選ぶ場合は「発電した電力の30%以上を自家消費できるか」が住宅の条件以上に重要になります。屋根が広くて大容量を載せられる家ほど発電量が増え、逆に自家消費率のハードルは上がります。大和市は申請書とあわせて「蓄電池シミュレーション」の確認を求めており、市サイトからExcelファイルを配布しています。設置容量を決める前に一度触れておくと、業者との会話が具体的になります。
分譲マンションに住んでいる場合、個人で蓄電池を設置できるのは「専有部分(室内)」のみです。共用廊下や機械室への設置は管理組合の決議が必要になります。現状では戸建て住宅と比べて導入の自由度が低いため、まず管理組合に相談し、対応可能な業者を探すことが先決です。
ただし令和8年度から、神奈川県の補助金は共同住宅も対象になりました。分譲マンションであれば管理組合、賃貸であれば所有者(個人・法人)が申請者となり、管理組合の場合は集会の決議によることを明らかにする議事録等の提出が必要です。マンション全体での導入を検討する余地が生まれた点は、令和8年度の大きな変更点です。
| 📋 参照元:大和市「住宅用太陽光発電システム等設置費補助金のご案内」https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/24/sumai/hojo_josei/11916.html / 大和市「『自家消費』をしたい方へ!太陽光発電設備・蓄電池への補助」https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/24/sumai/hojo_josei/20402.html / 神奈川県「令和8年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ap4/solar_home/taiyoukouchikudenchi.html / SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」https://dr-battery.sii.or.jp/r7h/ |


初心者の方でも安心して選べるように、難しい言葉を使わずに、ご家庭に合った蓄電池を選ぶ3つの重要ポイントと、主要メーカーの特徴を分かりやすく解説します。
ポイント1:容量(kWh)|家族の人数とライフスタイルで選ぶ
蓄電池選びの基本は「容量(kWh)」です。スマホのバッテリーのように、容量が大きいほど多くの電気を蓄えられますが、価格も高くなります。最適な容量は家庭の状況によって異なります。
大和市②自家消費型では、蓄電池の容量が5kWh以上20kWh以下でなければ補助対象になりません。4kWhクラスを選ぶと、太陽光の補助(7万円/kW)ごと受けられなくなる点にご注意ください。また補助額は「容量×15.5万円」と実際の経費の少ない方の1/3なので、容量が大きいほど補助も増える構造です。一方、神奈川県の補助は容量に関係なく1台15万円で固定です。
ポイント2:機能性|停電時に使える電気の範囲を確認
停電時にどの範囲の電気が使えるかという機能性の違いです。これには大きく分けて2つのタイプがあります。
神奈川県の補助金では、特定負荷型・全負荷型のどちらでも対象になります。ただし「停電時のみ使用可能なコンセントを設置するタイプ」は対象外で、停電時に操作をしなくても自動で切り替わることが条件です。なお大和市②では「平時において充放電を繰り返すことを前提とした設備であること」が要件で、非常用予備電源としてのみ使う設計は想定されていません。
| メーカー名 | 特徴 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|
| パナソニック | HEMS連携・高信頼性 | スマートホーム化を考えている方 |
| シャープ | 自動最適化・太陽光と相性◎ | シャープ製太陽光パネルを設置済みの方 |
| ニチコン | V2H対応・高コスパ | EV所有・価格重視の方 |
| 長州産業 | コンパクト・保証充実 | 設置場所が限られる方 |
蓄電池の導入には、初期費用だけでなく長期的な維持も考慮が必要


家庭用蓄電池の1kWhあたりの価格相場は、おおよそ10万円~20万円程度とされています。ただし、容量が小さいほど1kWhあたりの単価が高くなる傾向があります。
【容量別】家庭用蓄電池の料金目安
| 容量 | 導入目的の目安 | 本体価格の目安 | 工事費込みの総額目安 |
|---|---|---|---|
| 4~5 | 少人数世帯・非常時対策向け | 約60万~90万 | 約80万~150万 |
| 5~10 | 2~4人家族、電気代削減・災害対策 | 約70万~130万 | 約100万~200万 |
| 10~ | オール電化、長期停電対策向け | 約130万~300万以上 | 約160万~400万以上 |
価格に影響する主な要因


太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、日中に発電した余剰電力を蓄えて夜間に使用したり、深夜の安価な電力を蓄電池に充電して昼間に活用することが可能になります。これにより、電力会社から購入する電気の量を大幅に減らすことができ、毎月の電気代の節約につながります。
停電時でも蓄電池に蓄えた電力を使えば、照明・冷蔵庫・通信機器などの生活必需品を稼働できます。太陽光発電があれば、日中に充電できるため、長期の停電にも対応可能です。
太陽光発電で生み出した再生可能エネルギーを自家消費することで、電力会社からの購入量を減らし、CO₂排出の削減につながります。家庭単位でも、持続可能な社会づくりに貢献できます。
本体価格と設置工事費を含めると、一般的に100万円以上かかるケースが多く、容量や機能によってさらに高額になることも。補助金制度の活用で負担を軽減できます。
蓄電池は「サイクル数」と「使用年数」で寿命が決まり、通常10〜20年ほどで容量が低下します。長期使用を前提に、保証期間や耐久性も確認しておくことが重要です。
屋内外に一定のスペースが必要で、設置場所は騒音・温度・湿度などの環境条件も考慮する必要があります。


太陽光発電と蓄電池は、必ずしも同時に導入しなければならないわけではありませんが、セットで導入することで得られるメリットは非常に大きく、近年ではその組み合わせが強く推奨されるケースが増えています。
特に、FIT制度(固定価格買取制度)の終了に伴い、売電単価が大幅に下がった家庭では、「発電した電気を売る」よりも「蓄えて自家消費する」方が、経済的に有利な選択となっています。こうした背景から、蓄電池の導入は、太陽光発電の価値を最大限に活かすための不可欠な設備として注目されており、電力の自給自足を目指す家庭にとっては、非常に理にかなった選択肢と言えるでしょう。
太陽光+蓄電池をセット導入するメリット
太陽光+蓄電池をセット導入する際のデメリット
蓄電池の寿命は「サイクル数」の他に、物理的な「期間」でも考えられます。メーカーが保証する期間を目安にするのが一般的です。
【種類別】家庭用蓄電池の耐用年数
| 種類 | サイクル数の目安 | 使用期間の目安 |
|---|---|---|
| リチウムイオン 電池 | 6,000~12,000回 | 15年~20年程度 |
| 鉛蓄電池 | 500~3,000回 | 3年~15年程度 |
| ニッケル水素電池 | 2,000回 | 5年~7年程度 |
現在、家庭用蓄電池の主流はリチウムイオン電池(使用期間の目安: 15年~20年程度)であり、その中でも「リン酸鉄リチウムイオン電池」は、高い安全性と長い寿命が特徴です。
「補助金をもらうまでの手続きって、なんだか大変そう…」と感じていませんか?大和市の制度はどちらも「工事の2週間前までに事前申請」という点が共通しています。神奈川県も併用する場合は、申請先が2つになります。
ここでは、あなたがどのような流れで進めていくのか、全体像を5つの簡単なステップに分けて解説します。これを知っておけば、安心して最初の一歩を踏み出せるはずです。
蓄電池設置は、まず専門の業者への相談から始まります。
ご自宅の状況(屋根の形、電気使用量、日中の在宅状況など)を伝え、①FIT売電型と②自家消費型の両方で試算を出してもらいましょう。大和市ではこの選択で市から受け取れる額が10倍近く変わります。あわせて蓄電池の1kWhあたりの経費が12.5万円以下に収まっているかも確認してください。
市が配布している「蓄電池シミュレーション」のExcelファイルを使って、ご自身でも自家消費率の見込みを確かめておくと安心です。②は令和8年4月1日以降の契約であることが要件なので、契約日にも注意しましょう。
大和市:①②とも、設備設置工事の着工予定日(建売住宅は引渡予定日)の2週間前までに、不備のない申請書と添付書類を郵送または持参で提出します(必着・土日祝日の場合はその前の平日)。市は郵送での提出を推奨しています。提出先は「〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 大和市役所 環境総務課」です。
神奈川県も併用する場合は、県への交付申請も行います。第2期は令和8年9月7日〜9月30日、電子申請システムのみ・先着500件程度で、申請は住宅の所有者ご本人が行います。施工業者による代行申請は不受理です。
なお大和市は「手続代行者選任届」を用意していますが、令和8年1月1日施行の改正行政書士法により、行政書士でない者が報酬を得て業として補助金書類の作成を代行することは違反になると公式に注意喚起しています。報酬が生じない場合に限り、販売店や施工業者を手続代行者として選任できます。
大和市から『交付決定通知書』が届いたら、正式に工事日程を決定します。①は不備のない申請書の提出から2週間程度、②は審査に1か月程度かかる場合があると市が案内しています。
交付決定通知書は「転送不要郵便」で申請書の現住所へ送付されます。郵便局へ転送届を出していても転送されないため、住所の記入には特に注意してください。実績報告に必要な「交付決定番号」が記載されているので、紛失にも気をつけましょう。県も併用する場合は、県の交付決定も待ってから着工します。
大和市①:設置「完了日」の翌日から起算して30日以内、または令和9年3月15日のいずれか早い日までに提出(必着)。設置場所住所の住民票が必要で、実績報告までに用意できない場合は補助対象外になります。またFIT認定の取得も必須です。
大和市②:設備等設置「完了日」の翌日から起算して60日以内、または令和9年2月19日のいずれか早い日までに提出(必着)。
神奈川県:事業完了から2か月以内、または令和9年4月30日のいずれか早い期日まで。県は令和7年度から写真の撮影方法が変わり、撮影日と申請者名を記載した紙またはボードを掲げ、撮影者自身が手に持って撮影する必要があります(電子黒板アプリ不可)。市と県で期限も必要書類も違うため、工程表にまとめておくと安全です。
実績報告の審査後、「交付額確定通知書」が転送不要郵便で届きます。その後、請求書を提出すると指定口座に振り込まれます。
大和市は「振込完了のお知らせはしていません。交付額確定通知書の受理後、4〜5週間後をメドに口座をご確認ください」と案内しています。連絡が来ないのが正常なので、ご自身で通帳を確認してください。
なお②自家消費型は、設置後12か月以上の発電量・自家消費率の報告が必要です。補助金を受け取ったら終わりではない点にご注意ください。
※以下は、公表されている制度内容をもとに編集部が作成した想定ケースです。特定の実在世帯の事例ではありません。
「まずは小さく始めたい」と4.2kWhクラスを検討する場合、大和市では注意が必要です。②自家消費型の対象は5kWh以上20kWh以下。4.2kWhでは蓄電池の補助が出ないだけでなく、「蓄電池の同時設置」という要件を満たさないため、太陽光側の7万円/kWごと受けられません。
この場合の選択肢は①FIT売電型です。太陽光4万円+蓄電池3万円で計7万円。加えて神奈川県の補助(太陽光7万円/kW+蓄電池15万円)は使えるので、そちらが主軸になります。「5kWhに上げれば②が使える」という分岐点があることは、容量を決める前に知っておく価値があります。
9.5kWhは②自家消費型の対象範囲にきれいに収まる容量です。補助額は「9.5kWh×15.5万円=147.25万円」と実際の経費を比べ、少ない方の1/3。工事費込み税抜で147万円以下に収まれば、その1/3が補助されます。
ただし②で見落とされがちなのが、補助金を受け取った後の義務です。設置後12か月以上の発電量と自家消費率を市に報告する必要があり、自家消費率が30%未満だと返還を求められることがあります。共働きで日中の在宅時間が短い世帯ほど、蓄電池の運用モードやエコキュートの沸き上げ時間まで含めた設計が必要になります。契約前に「うちの使い方で30%を超えられますか」と業者に確認しておきましょう。
16.4kWhは②の上限20kWhに収まる容量で、補助額は「16.4kWh×15.5万円=254.2万円」と実際の経費の少ない方の1/3。太陽光6kWと組み合わせれば、太陽光42万円+蓄電池分で市だけで大きな額になります。
EVをお持ちの方が気をつけたいのは、V2H充放電設備は「蓄電池の代わりに設置する設備」として認められているものの、V2H自体は補助対象外という点です。V2Hを選ぶと太陽光の補助は受けられますが、蓄電池分の補助はゼロになります。蓄電池とV2Hの両方を入れる場合も、補助が出るのは蓄電池側だけ。「EVがあるからV2Hだけで十分」という判断が、補助額の面では損になることがあります。
A. 蓄電池とは、電気を貯めて必要なときに使えるようにする装置であり、充電と放電を繰り返すことで電力を一時的に保管することができます。
太陽光発電によって生み出された電気や、電力会社の安価な深夜電力を蓄えておくことで、電気料金が高くなる昼間や停電時に活用することが可能となり、電気代の削減や非常時の備えとして大きな効果を発揮します。
A. 蓄電池は、導入にかかる費用を電気代の削減額だけで回収するのが難しいケースもあります。特に使用状況や電気料金プランによっては、投資回収までに長い時間を要することもあります。
しかしながら、災害時の電力確保による安心感や、将来的な電気料金の高騰リスクへの備え、さらには再生可能エネルギーの活用による環境貢献など、金銭的価値に換算しにくいメリットも多く存在します。
近年では、蓄電池の価格が徐々に下がり、性能も向上していることから、費用対効果は以前よりも高まっており、導入のハードルも下がりつつあります。大和市②自家消費型のように補助が手厚い制度を使えれば、回収年数は大きく短縮できます。
A. 停電が発生した際には、蓄電池が自動的に非常用電源へと切り替わり、事前に蓄えておいた電力を使用することができます。
「特定負荷型」の蓄電池であれば、冷蔵庫や照明など、最低限の生活に必要な機器に限定して給電されます。一方、「全負荷型」の蓄電池を導入している場合は、家全体に電力を供給できるため、200VのエアコンやIH調理器なども使用可能です。
災害時には、スマートフォンや情報機器の充電、照明、暖房・冷房、調理など、状況に応じて電力を計画的に使うことが重要となります。大和市は「蓄電池の災害時利用例」というExcelファイルも配布しているので、あわせて確認しておくとイメージがつかめます。
A. 蓄電池を設置する際には、一般的にエアコンの室外機程度のスペースが必要となります。製品によって屋内設置型と屋外設置型があり、屋外に設置する場合には、直射日光が当たらないことや、積雪などの自然環境に耐えられるかどうかといった条件を事前に確認しておく必要があります。大和市は内陸のため塩害の制約が小さく、屋外設置型を選びやすいエリアです。
また、蓄電池は作動時に一定の音が発生するため、寝室の近くや静かな空間のそばへの設置は避けるのが一般的です。戸建てが密集しているエリアでは、隣家への配慮も重要になります。設置場所の選定にあたっては、住宅の構造や生活動線も踏まえたうえで、専門業者と相談しながら進めることが望ましいでしょう。
A. 蓄電池によって節約できる金額は、ご家庭の電気使用量や蓄電池の容量、契約している電力会社の料金プランなどによって大きく異なります。
特に太陽光発電と組み合わせて日中の自家消費を増やすことで、月に数千円から1万円以上の電気代を削減できる可能性があります。大和市②自家消費型は、そもそも自家消費率30%以上が要件なので、自家消費を増やす方向の設計になります。
なお、より正確な削減額を把握したい場合は、専門業者に依頼してシミュレーションを行うのが確実です。市が配布している「蓄電池シミュレーション」のExcelファイルも参考になります。
A. 太陽光発電と蓄電池は、できる限りセットで同時に設置することをおすすめします。大和市の①②とも、蓄電池への補助は太陽光との同時設置が条件であり、神奈川県の補助金も同様だからです。
大和市は公式に「既に太陽光発電システムを設置済みの住宅に、新たに蓄電池を設置する場合は補助対象外となります」と明記しています。②でも「太陽光発電設備の増設を伴わない蓄電池の設置は補助対象外」とされています。
初期段階で一括導入することで、システム全体の効率性や経済性を高めることができ、長期的な安心と満足につながります。
A. 多くの蓄電池は屋外設置に対応しており、屋外設置の方が事例としては多く見られます。屋外なら室内スペースを圧迫せずに済むのが利点ですが、温度変化や積雪などの影響を受けるため、設置場所の選定には注意が必要です。
屋内設置は気温の変化が少なくバッテリーに優しい反面、十分な設置スペースの確保が必要となります。海に面していない大和市では、塩害仕様を気にせず屋外設置型を選べるケースがほとんどです。
A.
蓄電池のリース、レンタル、購入のどれがお得かは、それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況に合わせて選ぶことが重要です。
蓄電池の契約形態ごとの比較
| 購入 | リース・レンタル | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 高額(本体価格+工事費) | 不要、または低額 |
| トータル費用 | 長期間使用するほど安くなる傾向がある | 契約期間によっては購入より総額が高くなる場合がある |
| 補助金 | 大和市①②・神奈川県ともに対象 | ①は対象外。②は0円ソーラーとして対象(申請者は事業者) |
| 契約期間 | 特になし(自由に買い替え可能) | 10年など、固定されていることがほとんど。途中解約には違約金が発生。 |
| 機種の 選択肢 | 自由に選べる | メーカーや容量が指定されることが多い |
| メンテ ナンス | 自己負担 | 月々の料金に含まれていることが多い |
大和市では制度によって扱いが逆になります。①FIT型は「リース品は補助対象外」、②自家消費型は「自己所有又は0円ソーラー(リース・PPA方式)による設置」がどちらも対象です。②で0円ソーラーを使う場合は設置事業者が申請者となり、利用料から補助金相当額が控除される仕組みなので、契約書で控除額を必ず確認してください。神奈川県の住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金は購入・自己所有が前提で、0円ソーラーは県の別制度(併用不可)となります。
A. エアコンの消費電力と蓄電池の容量によって変動します。例えば、一般的な家庭用エアコン(500W)を、9.5kWhの蓄電池で動かす場合、理論上は「9.5kWh ÷ 0.5kW = 19時間」使用できます。
ただし、実際は変換ロスや他の家電の使用で変動するため、あくまで目安として考えましょう。
A.
製品によって呼び方や機能は異なりますが、ご自身の目的に合わせて使い分けるのが一般的です。大和市②自家消費型では自家消費率30%以上の維持が要件になるため、グリーンモードが基本の運用になります。
A. 蓄電池を2台設置することで、容量を増やし、より多くの電気を貯められます。オール電化や電気自動車を使っている家庭、停電時にも家全体を賄いたい場合に有効です。
ただし大和市②自家消費型では、対象となる蓄電池の容量が5kWh以上20kWh以下と定められています。2台の合計が20kWhを超える構成は要件を外れる可能性があるため、事前に環境総務課に確認してください。神奈川県の補助金はSII登録のパッケージ型番の数で「台数」を数えるため、2台分の登録製品なら15万円×2台となります。
A.
各機器のメーカーやモデルによって連携できるかどうかが決まるため、事前に確認が必要です。
A. 「蓄電池の後悔」としてよく挙げられるのは、「思ったより電気代が減らなかった」「予想外の出費があった」といったケースです。大和市では「②を選んだが自家消費率30%を下回り、補助金の返還を求められた」「4kWhを選んだために②が使えなかった」といった後悔が起こりえます。
後悔しないためには、導入目的を明確にし、複数の業者から見積もりを取り、制度の要件と継続義務まで確認してから契約することが大切です。
A. 蓄電池のおすすめメーカーについて、特徴、主力商品、価格の目安をまとめてみました。
【蓄電池】メーカー別の特徴と価格目安
| メーカー | 主力商品 | 価格の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シャープ | クラウド蓄電池システム(6.5kWh〜) | 170万円〜 270万円台 | AIoT技術で賢く自動制御。容量の増設も可能。太陽光発電との連携に強み。 |
| ニチコン | ESS-T3X1(14.9kWh)、ESS-U4X1(16.6kWh) | 170万円〜 250万円台 | V2H連携に強く、豊富なラインナップが魅力。国内販売台数トップクラス。 |
| 長府工産 | CPO-150Nなど(5kWh、9.8kWh、15kWh) | 150万円〜300万円台 | 住宅設備メーカーならではのノウハウ。太陽光発電とのセット提案に強み。 |
| オムロン | KP-BU98B-S(9.8kWh)、KP-BU127-B(12.7kWh) | 150万円〜270万円台 | コンパクトで設置場所に困らない製品が豊富。高い技術力と信頼性。 |
| 長州産業 | スマートPVマルチ(9.8kWh、16.4kWh) | 160万円〜300万円台 | 太陽光発電とのセット導入に強み。長期保証が充実。 |
| 京セラ | Enerezza Plus(5.5kWh、11.0kWh、16.5kWh) | 150万円〜270万円台 | 独自の「クレイ型蓄電池」で高い安全性を実現。太陽光発電との連携もスムーズ。 |
| 住友電工 | POWER DEPO H(12.8kWh)、POWER DEPO V(3.3kWh) | 200万円〜450万円台 | 電力インフラの技術を応用した高信頼性モデル。大容量・高出力タイプ。 |
| カナディアンソーラー | EP Cube(6.6kWh、9.9kWh、13.2kWh) | 150万円〜250万円台 | 太陽光発電メーカーとして有名。蓄電池と組み合わせてエネルギー管理を最適化。 |
| パナソニック | 創蓄連携システムS+ | 140万円〜200万円台 | 家電や住宅設備との連携に強み。効率的な創蓄連携システム。 |
| ダイヤゼブラ電機 | パワースマイル(4.0kWh)、パワーデポV2H(7.2kWh)など | 120万円〜250万円台 | 産業用から家庭用まで、幅広い蓄電システムを提供。 |
| HUAWEI(ファーウェイ) | LUNA2000シリーズ(5kWh、10kWh、15kWh) | 130万円〜250万円台 | 太陽光発電設備で高い実績。AI技術による効率的なエネルギー管理。 |
| 伊藤忠商事 | 複数メーカー製品(例:SMART STAR L) | 180万円〜300万円台 | メーカーではなく販売元。業界の主要メーカー製品を幅広く取り扱う。 |
| DMM | 複数メーカー製品 | 150万円〜300万円台 | メーカーではなくサービス提供元。「DMMエナジー」として蓄電池の販売・設置・メンテナンスを手掛ける。 |
| ネクストエナジー | CIC Sシリーズ(9.8kWh、16.4kWh)など | 150万円〜280万円台 | 太陽光発電システムの販売施工で実績。蓄電池と合わせたエネルギーソリューションを提供。 |
| テスラ | Powerwall(13.5kWh) | 180万円〜200万円 | デザイン性に優れ、大容量ながら比較的安価。全負荷対応。 |
各メーカーの選び方
A. それぞれに特徴や費用面でのメリットがあります。
【蓄電池】住宅・家電量販店・専門業者
| 専門業者 | 住宅メーカー | 家電量販店 | エネルギー供給会社 | |
|---|---|---|---|---|
| 例 | 太陽光発電・蓄電池専門業者 | 一条工務店など | ヤマダ電機など | 東京ガスなど |
| 費用 | 比較的安価 | 割高になる場合がある | ポイント還元などを利用できる | 割高になる場合がある |
| 専門性 | 高い (製品知識・施工経験) | 住宅との連携に強い | 販売スタッフの専門性に差がある | エネルギー全体に詳しい |
| 機種の 選択肢 | 豊富 | 比較的少ない (提携機種のみ) | 比較的豊富 | 比較的少ない (提携機種のみ) |
| 保証 サポート | 長期保証・自社サポートが充実 | 住宅設備として一貫した保証 | メーカー保証+独自の長期保証 | 大手企業ならではの安心サポート |
それぞれの導入先にはメリットがありますが、蓄電池の導入を総合的に検討し、費用対効果や専門性を重視するのであれば、専門業者への相談が最もおすすめです。 専門業者は、蓄電池に特化した豊富な知識と施工経験を持ち、多種多様なメーカーの製品から最適なプランを提案してくれます。
また、大和市が要件として掲げる「1kWhあたり12.5万円以下」に近づけるうえでも、複数の専門業者からの相見積もりが有効です。
A. 2026年9月時点では、蓄電池単体で使える補助金はありません。大和市は①②とも太陽光との同時設置が条件で、「既に太陽光発電システムを設置済みの住宅に、新たに蓄電池を設置する場合は補助対象外」と明記しています。神奈川県も同時設置が必須、国のDR補助金は2026年5月29日で公募が終了しています。
なお②では、既に太陽光がある住宅でも「太陽光発電設備の増設を伴う」場合は検討の余地があります。詳細は環境総務課(046-260-5493)にご確認ください。
A. 大和市には「手続代行者選任届」があり、申請者以外の方が手続きを行うことができます。ただし市は次のように明確な注意喚起をしています。
「令和8年1月1日施行の改正行政書士法により、行政書士または行政書士法人でない者が、報酬を得て業として補助金書類の作成を代行することは行政書士法違反となります」「『手続代行者』としての報酬(書類の作成や申請手続きに対する手数料等)が生じない場合であれば、販売店や施工業者などを『手続代行者』として選任することができます」。市は契約金額に手数料等が含まれているか確認するよう求めています。
一方、神奈川県の補助金は申請者ご本人が電子申請する必要があり、施工業者による代行申請は不受理です。県は令和8年8月28日にこの点を公式に注意喚起しています。「補助金の申請はすべてお任せください」と案内する業者には注意してください。
A. 大和市①は不備のない申請書の提出から交付決定通知の発送まで2週間程度、②は交付決定の審査に1か月程度かかる場合があります。その後、工事・実績報告・交付額確定通知を経て請求書を提出する流れです。
市は「振込完了のお知らせはしていません。交付額確定通知書の受理後、4〜5週間後をメドに口座をご確認ください」と案内しています。神奈川県は交付申請から交付決定まで2〜3か月程度かかることがあります。大和市の状況は環境総務課(046-260-5493)へ。ただし市は「申請済件数のお問い合わせはご遠慮ください」としています。
A. 大和市では制度によって扱いが異なります。①FIT型は「リース品は補助対象外」。②自家消費型は自己所有と0円ソーラー(リース・FIT認定を取らないPPA方式)の両方が対象です。
②で0円ソーラーを利用する場合、申請者は設置事業者となり、住宅に居住する個人は事業者が受けた補助金を除いた額の利用料を支払う形になります。市は要件として「利用料から補助金相当額が控除されること」を挙げているので、契約書で控除の有無と金額を必ず確認してください。
神奈川県の「住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」は購入・自己所有が前提です。0円ソーラーは県の「太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助金」という別制度で、両者は併用できません。
A. 大和市②自家消費型の法定耐用年数は、太陽光発電設備17年・家庭用蓄電池6年です。この期間内に対象設備を売却・譲渡・交換・貸与・廃棄・担保に供するなどの財産処分を行うときは、あらかじめ市長の承認を受ける必要があります。内容によっては補助金の一部または全部を返還することになります。
神奈川県の場合、財産処分の制限期間は太陽光発電設備10年、蓄電システム6年です。引越しや売却を予定している場合は、大和市環境総務課(046-260-5493)および県の補助金審査事務局に事前に相談することをおすすめします。
大和市で蓄電池業者を選ぶ際は、複数社に見積もりを依頼する「相見積もり」が重要です。これは営業トークではなく、大和市が②自家消費型の要件として「複数者からの見積りを取得するなどして、1kWhあたりの経費が12.5万円以下となるよう努めること」と明記しているためです。
また、大和市の①FIT売電型と②自家消費型は併用できません。市から受け取れる額は5kWの太陽光で4万円と35万円という差になりますが、②は売電収入を諦め、自家消費率30%を12か月以上維持する義務が伴います。どちらの制度で進めるかを契約前に確定させ、着工の2週間前までに申請する。この2点を守れる業者を選びましょう。
今回のポイントを参考に、あなたのライフスタイルや目的に合った最適な業者を見つけましょう。



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