【2026年最新】相模原市の蓄電池おすすめ業者9選|補助金はいくら?費用・口コミ比較と失敗しない選び方

でん子
「電気代の高騰が止まらない……」
「蓄電池を検討しているけど、補助金申請や業者選びが複雑で進まない」

そんな悩みを抱える相模原市民の方は多いはず。

2026年9月現在、相模原市は「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金」の第1期申請を受付中です(令和8年9月1日〜9月30日・必着)。太陽光発電システムは一律8万円、太陽光と連系する蓄電池またはV2Hは各20万円、ZEHは30万円。すべて一律の定額なので、計算がシンプルで分かりやすいのが相模原市の特徴です。

なお、神奈川県の「住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」(太陽光7万円/kW+蓄電池15万円/台)は、第2期が9月7日(月)午前8時30分に受付を開始しましたが、同日に申請額が予算額に達したため締め切られ、令和8年度の受付を終了しています。市の奨励金と県の補助金は併用可能な制度ですが、これから導入する場合は市の奨励金が中心になります。

ただし、この2つは申請の仕組みが正反対です。市の奨励金は設置完了後に郵送・窓口で申請する事後申請型、県の補助金は着工前に電子申請する事前申請型。片方の感覚でもう片方を進めると、数十万円を取り逃がします。

本記事では、緑区の山間部から橋本・古淵の市街地まで、相模原市の地域差を踏まえながら、奨励金の申請サポートに強い蓄電池業者を厳選紹介します。

博士

当サイトおすすめの蓄電池の設置業者
補助金申請のサポートも

エコ発電本舗

目次

【2026年最新】相模原市の補助金はいくらもらえる?

神奈川県・相模原市の補助金制度を正確に理解することが、太陽光発電・蓄電池導入を成功させる最大のカギです。申請手続きを間違えると、数十万円の補助を受け取れなくなることがあります。

太陽光発電・蓄電池の補助金額(令和8年度・神奈川県)

神奈川県は令和8年度も「住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」を実施しました。第1期(5月11日〜6月30日の予定)は予算超過により5月12日で早期締切となり、第2期も2026年9月7日(月)の受付初日に申請額が予算額に達したため締め切られ、令和8年度の受付は終了しています

設置機器補助額備考
太陽光発電設備発電出力1kWあたり7万円モジュール公称最大出力とパワコン定格出力の低い方で算定
蓄電システム1台あたり15万円パッケージ型番ごとの台数で算定(電池ユニット数ではない)

⚠️ 神奈川県の補助金は太陽光発電と蓄電池の同時導入が必須で、蓄電池のみ・太陽光のみは対象外です。対象は県内の戸建住宅(賃貸を除く)または共同住宅で、耐震性能を確保した住宅であることが条件。FIT(固定価格買取制度)の活用は可能です。第2期は電子申請システムのみ・先着500件程度で9月7日に受付を開始しましたが、同日に申請額が予算額に達したため締め切られました(令和8年度の受付は終了)申請者ご本人による申請が必要で、施工業者等による代行申請はできません(県が2026年8月28日に注意喚起)。詳細は神奈川県公式サイトでご確認ください。

太陽光発電・蓄電池・ZEHの奨励金額(令和8年度・相模原市)

相模原市は「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金」として、温室効果ガスの削減とエネルギーの効率的な利用を促すための奨励金を交付しています。令和8年度の内容は次のとおりです。

対象コース対象設備等奨励金額(一律)予定件数
太陽光単体補助コース太陽光発電システム8万円年間450件(第1期225件・第2期225件)
自家消費コース定置用リチウムイオン蓄電池20万円年間470件(第1期235件・第2期235件)
自家消費コースV2H20万円※蓄電池と合わせた件数
ZEHコースZEH/ZEH+/ZEH Oriented30万円年間100件(第1期50件・第2期50件)
ZEHコースLCCM住宅10万円加算(上記ZEHに加算)年間5件(第1期3件・第2期2件)

見落とされがちですが、自家消費コースの蓄電池は「太陽光発電システムとの連系が必須」なだけで、太陽光は新設・既設を問いません。つまりすでに太陽光がある住宅に蓄電池だけを追加する場合でも20万円の対象になります(既設の太陽光も2kW以上10kW未満などの要件を満たす必要があり、既設の場合は太陽光分8万円とは併用できません)。県の補助金が同時導入必須であるのと対照的で、卒FIT世帯にとっては大きな違いです。

⚠️ 相模原市の奨励金は事業完了後に申請する事後申請型です。川崎市のような事前申請型とは異なり、先に工事を終えてから申請します。申請は郵送(必着)または窓口で、2期に分けて受け付けます。第1期:令和8年9月1日(火)〜9月30日(水)第2期:令和9年2月1日(月)〜2月26日(金)。詳細は相模原市公式サイトでご確認ください。

申請期間と「奨励対象期間」の関係に要注意

相模原市の奨励金で最もつまずきやすいのが、「申請期間」と「奨励対象期間」が別物である点です。工事がいつ完了したかによって、申請できる期が決まります。

奨励対象期間(事業完了日)申請期間
第1期令和8年4月1日〜令和8年9月30日令和8年9月1日〜9月30日【必着】
第2期令和8年10月1日〜令和9年2月26日令和9年2月1日〜2月26日【必着】

第1期の奨励対象期間外の設備を、第1期の申請期間に出すことはできません。逆に、9月に完了した設備を第2期にまとめて申請することもできません。9月に完了した設備と10月に完了した設備がある場合は、第1期と第2期にそれぞれ分けて申請する必要があります。

一方、同じ奨励対象期間内に完了した設備が複数ある場合は、まとめて申請しなければなりません。太陽光と蓄電池を同時に入れたなら、1回の申請で8万円+20万円=28万円を請求する形になります。

相模原市の奨励金と神奈川県補助金は併用できる?

相模原市の奨励金は、国や県の補助制度と併用が可能です。市の公式サイトでも、関連情報として神奈川県の「住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助」が案内されています。ただし、制度によっては併用を不可としている場合があるため、申し込み前に必ず両方の条件を確認してください。

注意が必要なのは0円ソーラーとの関係です。相模原市には購入設置向けの「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金」とは別に、「住宅用初期費用ゼロ太陽光発電設備等導入補助金」があります。0円ソーラー補助を受けた同一設備は、購入設置の奨励金と同年度に併用できません。どちらの方式で導入するかを先に決めることが、制度選びの出発点になります。

⚠️ 国の「DR家庭用蓄電池事業」(最大60万円)は、2026年5月29日に交付申請額が予算に達し公募を終了しました。公募再開の予定はありません(SII公表)。「国60万円+県15万円+市20万円」といった3階層の合計額を、現在使える金額として見積もるのは適切ではありませんのでご注意ください。

補助金申請で絶対に守るべき3つのルール

ルール① 市は「事後申請」、県は「事前申請」と覚える
相模原市の奨励金は事業完了後に申請します。交付申請書兼実績報告書(第1号様式)の記入日は、事業完了日以降かつ申請期間内となるよう作成してください。記入日が事業完了前になっていると、それだけで受付できません。一方、県の補助金は交付決定前に着工すると対象外です。市の感覚で先に工事を始めると、県の補助金は対象外になる仕組みです(令和8年度は受付終了)。

ルール② 公的書類の有効期限と取得タイミングを外さない
市の申請には世帯全員の住民票(コピー不可・マイナンバー記載不可)と市税に滞納がないことを証する書類(相模原市税務部門が発行した3か月以内の証明書・コピー不可)が必要です。これらは事業完了日以降、または申請日から遡って3か月以内に取得したものが有効。納税方法が特別徴収(給与天引き)の場合、納付期限(毎月10日頃)後、勤務先からの納付が確認できるまで2週間前後は証明書が発行できません。会社員の方は特に早めに動きましょう。

ルール③ 予定件数の枠を意識する
市の奨励金には予定件数が設定されており、太陽光は年間450件、蓄電池・V2Hは年間470件、ZEHは年間100件で、それぞれ第1期・第2期に振り分けられています。枠を超えた場合の取扱いは市へご確認ください。なお市は9月下旬は窓口が大変混み合い、書類をお預かりするまでに30分以上お待たせする可能性があると案内しています。書類に不足があると受付できないため、チェックシートで一式を確認してから、余裕を持って提出してください。

補助金活用シミュレーション(相模原市+神奈川県)

パターン設置費用合計補助金(目安)実質負担回収年数
蓄電池のみ追加(既設太陽光あり)約130万円約20万円(市20万円/県は対象外)約110万円
5kW太陽光のみ約143万円約8万円(市8万円/県は蓄電池必須のため対象外)約135万円
5kW太陽光+蓄電池(市のみ/県は受付終了)約280万円約28万円(市28万円+県:受付終了(0円))約252万円
ZEH+5kW太陽光+蓄電池(市のみ/県は受付終了)約350万円約58万円(市58万円+県:受付終了(0円))約292万円

この表で押さえておきたいのは、「蓄電池だけの追加」でも市の20万円が使えるのは、県内でも相模原市の強みだという点です(既設の太陽光も2kW以上10kW未満などの要件を満たすことが条件)。神奈川県の制度も国のDR補助金も既設太陽光への後付けは対象外のため、卒FITを迎えた世帯にとって市の自家消費コースは貴重な選択肢になります。

一方、これから新規に導入する方は、県の補助金が令和8年度の受付を終了したため、市の奨励金(太陽光8万円+蓄電池20万円)が中心になります。表の3・4行目も市の奨励金のみで計算しています。回収年数は電気の使い方で大きく変わるため「―」としています。見積もりのときに業者に試算してもらってください。

【相模原市】おすすめ蓄電池業者9選

エコ発電本舗

エコ発電本舗のおすすめポイント
  • 創業から50年以上の老舗業者
  • 施工保証が業界最長クラスの15年間
  • 蓄電池と太陽光の15メーカーを取り扱い

エコ発電本舗は、東京都豊島区に本社を置く、蓄電池・太陽光発電の販売および設置業者です。

昭和44年創業で50年以上営業しており、サイトの利用者は月間12万人と信頼性の高さがうかがえます。

蓄電池設置は、自社とメーカー推奨の提携業者で行っており、迅速な対応を強みとしています。

蓄電池本体に最長15年間の保証がつき、施工保証も業界最長クラスの15年間です。全国の工事業者と提携しているので、充実したアフターサポートが受けられます。

エコ発電本舗の基本情報

運営会社名株式会社ゼロホーム
本社所在地東京都豊島区西池袋5丁目13-12MKビル5F
事業内容太陽光発電・蓄電池・V2Hの販売施工、電気工事、屋根工事全般
対応エリア東京都全域・全国対応(北海道のみ対象外)
補助金サポートあり
保証・アフターサポート商品保証:最長15年間、容量保証:最長15年間、災害補償:最長15年間、施工保証:最長15年間
主要取引先・提携メーカーテスラ、ニチコン、パナソニック、シャープ、長州産業、ソーラーフロンティア、三菱電機、東芝、京セラ、ハンファQセルズジャパン、カナディアンソーラー、サンテックパワー、ダイキン、日立、日本電気
許認可・登録情報太陽光発電アドバーザー、二級建築士、一級建築施工管理技士ほか
支払い方法記載なし

ソーラーパートナーズ

ソーラーパートナーズのおすすめポイント
  • 蓄電池一括見積もりで安い業者が見つかる
  • 累計利用者数は17万人以上
  • 独自の審査基準をクリアした業者のみ

ソーラーパートナーズは、東京都新宿区に本社を置く、蓄電池業者一括見積もり業者です。

蓄電池主要メーカーも加盟する太陽光発電協会(JPEA)の加盟企業なので安心感があります。

提携するのは、自社一貫施工・施工実績100棟以上・メーカー保証と工事保証ありなど7つの審査基準を満たす業者のみです。

独自のあんしん完了保証があり、ソーラーパートナーズを介して契約した場合、工事の完了が保証されます。工事代金を支払えば、必ず蓄電池設置をしてもらえるのでリスクは最小限に抑えられます。

ソーラーパートナーズの基本情報

運営会社名株式会社ソーラーパートナーズ
本社所在地東京都新宿区新宿5-18-20 新宿オミビル4F
事業内容太陽光発電と蓄電池の工事会社ネットワーク運営事業
対応エリア東京都他、全国対応
補助金サポート業者によって異なる
保証・アフターサポート独自のあんしん完了保証(代金支払い後の工事完了を保証)
主要取引先・提携メーカー記載なし
許認可・登録情報建設業許可番号:東京都知事許可(般-4) 第138314号電気工事業届出番号:東京都知事届出 第2910275号
支払い方法業者によって異なる

タイナビ蓄電池

タイナビ蓄電池のおすすめポイント
  • 蓄電池一括見積もりで安い業者が見つかる
  • 最大5社の見積もりが比較できる
  • メーカー希望小売価格の半額以下で導入可

タイナビ蓄電池は、東京都品川区に本社を置く、株式会社グッドフェローズが運営する、蓄電池業者一括見積もり業者です。

一括見積もりでは、これまでに京セラやニチコン、オムロンなどのメーカーの設置実績があり、相場は80~200万円程度となっています。最大5社の見積もりが一度に比較できるので、蓄電池設置費用がもっとも安い業者を見つけることが可能です。

太陽光パネルとセットで見積もり依頼を行うこともできます。

タイナビ蓄電池の基本情報

運営会社名株式会社グッドフェローズ
本社所在地東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田ビル8階
事業内容エネルギーメディア事業(蓄電池・太陽光発電・風力発電の一括見積もりサイト運営)
対応エリア東京都全域・全国対応
補助金サポート業者によって異なる
保証・アフターサポート商品保証は基本あり、施工保証・メンテナンス・災害補償は業者によって異なる
主要取引先・提携メーカー株式会社NTTスマイルエナジー、株式会社ミツウロコ、イーゲート株式会社、株式会社明成商会、四国電力株式会社
許認可・登録情報記載なし
支払い方法業者によって異なる

グリエネ

グリエネのおすすめポイント
  • 最大5社の見積もりが一括で比較できる
  • 40社以上の業者と提携
  • 累計利用者数は10万人以上

グリエネは、蓄電池設置や太陽光システム設置業者の無料一括見積もりサービスを提供する業者です。

登録している業者は全国に450社あり、その中から最適な業者を紹介してもらえます。工事保険に加入している・過去2年間法的処置なし・財務状況健全という3つの基準をクリアした業者のみなので不安要素は最小限です。

通常の一括見積もりサービスとは異なり、事前にカスタマーサポートが個別にヒアリングを行うため、業者からの営業電話に悩む心配がありません。

グリエネの基本情報

運営会社名株式会社じげん
本社所在地東京都港区虎ノ門3-4-8
事業内容ライフサービスプラットフォーム事業
対応エリア東京都全域・東海・関西
補助金サポートサポートありの業者紹介可
保証・アフターサポート業者によって異なる
主要取引先・提携メーカー記載なし
許認可・登録情報東京証券取引所・プライム市場(証券コード:3679) 
支払い方法業者によって異なる

株式会社ジャスパー

住所神奈川県相模原市緑区東橋本2-12-9
TEL042-700-5855
代表者櫻井 秀雄
設立2009年12月

株式会社イーワンテック

住所神奈川県相模原市南区古淵3-12-4 パサニアビル1F
TEL042-851-4155
設立2005年

株式会社スマートパワーシステム

住所神奈川県相模原市中央区東淵野辺5-12-6
TEL042-851-3841
設立2011年6月

株式会社イーエルテック

住所神奈川県相模原市南区下溝2497-1
TEL042-711-9800
代表者磯 美香
設立2009年

ゴウダ株式会社 横浜営業所

住所神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央8-36 松本ビルA館501号
代表者合田 真博
設立1971年

蓄電池業者を見抜く3つのチェックポイント

蓄電池は高額な設備であり、その後の安心感は業者選びにかかっています。特に初心者が後悔しないために、以下の3点を最優先で確認しましょう。

1.補助金対応力と地域実績が確かか
初期費用を抑える鍵となる補助金申請のサポート体制と、スムーズな工事に必要な地域での経験は最重要項目です。
補助金サポート体制: 相模原市は事後申請、神奈川県は事前申請と申請の順序が真逆です。両方の違いを説明できる業者かを確認しましょう。
相模原市での施工実績: 緑区の山間部と市街地では設置条件が大きく異なります。公式サイトで施工事例をチェックするのがおすすめです。

2.見積もりの透明性と長期保証の充実度
高額な設備だからこそ、費用と保証内容の「明確さ」が、導入後の安心感を左右します。
見積内容の明確さ: 「一式」表記ではなく、本体・工事費・諸経費が分かれているかを確認。市の申請では支払いが完了していることを証明する書類が必要になるため、支払方法も含めて整理しておきましょう。
保証の手厚さ: メーカー保証+施工保証の両方があるかをチェック。冬の冷え込みが厳しい地域では、低温環境での動作条件も確認しておくと安心です。

3.担当者の誠実さと説明力があるか
最終的にあなたの相談に乗ってくれる担当者が、信頼できる人物であるかを見極めましょう。
誠実な対応: 専門用語をわかりやすく説明し、メリットだけでなくデメリットも正直に伝える姿勢が重要。無理な契約を迫らない業者は信頼の証です。
近隣への配慮: 相模原市は太陽光パネルの反射トラブルへの注意を呼びかけています。設置角度や近隣状況まで考えて提案してくれるかは、信頼できる業者かどうかの判断材料になります。

補助対象となる人・住宅の条件は?チェックポイント

「うちも補助金をもらえるのかな?」と気になりますよね。ここでは、相模原市の奨励金と神奈川県の補助金、それぞれの主な条件をチェックリスト形式でご紹介します(県の補助金は令和8年度の受付を終了していますが、制度の条件として参考にしてください)。

蓄電池は環境省のZEH化等支援事業に登録された製品であること
 市・県ともに登録製品が条件です。ZEHwebの蓄電システム登録済製品一覧で検索できます。V2Hの場合はCEV補助金(クリーンエネルギー自動車の充電・充てんインフラ等導入促進補助金)の登録製品が対象です。
太陽光発電システムと連系していること(市・自家消費コース)
 太陽光は新設・既設を問いません。なお太陽光発電システム自体には、市の奨励金ではメーカーや型式の要件はありません。
相模原市内の住宅に設置すること
 緑区・中央区・南区のいずれでも対象です。世帯全員の住民票の提出が求められます。
市税に滞納がないこと(市)/県税その他の租税を滞納していないこと(県)
 市の申請では、相模原市税務部門が発行した3か月以内の証明書(コピー不可)が必要です。
支払いが完了していることを証明できること(市)
 ローンなら販売業者等が発行した支払証明書、現金等なら領収書の写し、リース・電力販売契約等なら契約書の写しが必要です。市の奨励金は支払いまで終わっていることが前提となります。
県の補助金は「耐震性能を確保した住宅」であること
 昭和56年6月1日より前に建築確認を得て着工した住宅は、耐震基準適合証明書等の提出が必要です(構造計算書は不可)。

相模原市の奨励金は各設備種別ごとに1世帯1回が原則です。設備を入れ替えて再度申請したい場合の条件については、市の「よくある質問」で確認しておきましょう。

まずは専門の設置業者に相談し、ご自宅が補助金を受けられるか確認してもらうのが最も確実です。

神奈川県特有の住宅事情と蓄電池選びの注意点

3区で条件がまるで違う|緑区・中央区・南区

相模原市は政令指定都市の中でも市域が広く、緑区・中央区・南区で住宅事情も気候条件も大きく異なります。同じ「相模原市の相場」で語れないのが、この街の難しさです。

主なエリア蓄電池導入時の特徴
緑区橋本・城山・津久井・相模湖・藤野敷地に余裕がある住宅が多く屋外設置しやすい。山間部は冬の冷え込みと降雪への配慮が必要
中央区相模原駅周辺・淵野辺・上溝・由野台市街地の戸建てが中心。敷地条件は標準的で施工事例も多い
南区相模大野・古淵・東林間・下溝都心通勤層の住宅地。住宅が密集するエリアではスリム型の検討が有効

「蓄電池を置くスペースがない」と感じる南区の密集エリアでも、近年は奥行き15cm程度のスリムな壁掛けタイプが普及しています。シャープや長州産業の一部モデルは壁掛け・スリム設計で、狭小住宅や変形敷地にも対応しています。

内陸ならではの冷え込みと、緑区山間部の積雪対策

海に面していない相模原市は、湘南エリアのような塩害の心配がほとんどありません。これは横浜・川崎・藤沢と比べたときの明確なアドバンテージで、機種選択の自由度が高く、塩害仕様による追加費用も不要です。

代わりに意識したいのが冬の低温です。内陸性の気候で放射冷却が効きやすく、津久井・相模湖・藤野といった緑区の山間部では降雪もあります。蓄電池には製品ごとに動作保証温度が定められているため、屋外設置の場合は設置場所が極端に冷え込まないかを業者と確認しておくと安心です。

緑区の山間部で確認しておきたいポイント

  • 屋外設置機の動作保証温度
    製品によって下限温度が異なります。カタログの仕様欄で確認しましょう。
  • 積雪時のパネルからの落雪ルート
    蓄電池の設置場所が屋根の真下だと、落雪の直撃を受ける可能性があります。
  • 停電時の暖房確保
    冬の停電は生命に関わります。全負荷型なら暖房も維持しやすくなります。

橋本エリアの再開発と、これから家を建てる方の選択肢

緑区の橋本駅周辺は、リニア中央新幹線の神奈川県駅設置を見据えた再開発が進むエリアです。新築で家を建てる・買う予定がある方は、市のZEHコース(30万円、LCCM住宅ならさらに10万円加算)が視野に入ります。

ZEHコースは年間100件(第1期50件・第2期50件)、LCCM住宅は年間5件(第1期3件・第2期2件)と枠が小さいのが実情です。ハウスメーカーとの打ち合わせ段階から、ZEH基準を満たす仕様にするか、BELS評価をどう取得するかを確認しておきましょう。太陽光8万円+蓄電池20万円+ZEH30万円で、市だけで58万円になります。

太陽光パネルの反射トラブルに注意

相模原市は公式サイトで、太陽光パネルの設置に関して近隣とのトラブルになることがあるため、設置の際は近隣の状況にも配慮するよう呼びかけています。反射光は屋根の向き・勾配・周囲の建物の高さで大きく変わるため、設計段階での検討が有効です。

また市は、施工方法等に不安を感じた場合の相談先として公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル:0570-016-100)を案内しています。契約の際は複数の業者から見積もりを取り、十分に検討することが推奨されています。

マンション居住者の注意点

分譲マンションに住んでいる場合、個人で蓄電池を設置できるのは「専有部分(室内)」のみです。共用廊下や機械室への設置は管理組合の決議が必要になります。

ただし、令和8年度の神奈川県の補助金からは共同住宅も対象に加わりました(令和8年度の受付は9月7日に終了)。分譲共同住宅の管理組合、賃貸共同住宅を所有する個人・法人が申請でき、管理組合の場合は設置が集会の決議によることを明らかにする議事録等の提出が求められます。相模大野や橋本の大規模マンションで共用部への導入を検討する管理組合は、総会スケジュールから逆算して動くのが現実的です。

📋 参照元:相模原市「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金」https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/1026489/kankyo/hojyo/1008083.html / 神奈川県「令和8年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ap4/solar_home/taiyoukouchikudenchi.html

最適な蓄電池の選び方【メーカー・機種比較】

初心者の方でも安心して選べるように、難しい言葉を使わずに、ご家庭に合った蓄電池を選ぶ3つの重要ポイントと、主要メーカーの特徴を分かりやすく解説します。

ポイント1:容量(kWh)|家族の人数とライフスタイルで選ぶ

蓄電池選びの基本は「容量(kWh)」です。スマホのバッテリーのように、容量が大きいほど多くの電気を蓄えられますが、価格も高くなります。最適な容量は家庭の状況によって異なります。

なお相模原市の奨励金は容量にかかわらず一律20万円です。容量を大きくしても奨励金は増えないため、実際の電気使用量に見合った容量を選ぶのが合理的といえます。

  • 選び方の目安:
    • 日中不在が多い家庭
      4~6kWh程度の比較的小さな容量でも、夜間に使う電気を十分にまかなえることが多いです。
    • 日中も在宅者がいるご家庭
      7~10kWh程度の中容量クラスがおすすめです。日中のエアコン使用なども考慮すると安心です。
    • 二世帯住宅や電気使用量が多いご家庭
      10kWh以上の大容量タイプを選ぶと、電気代削減効果や停電時の安心感がより高まります。

まずは、毎月の電気の検針票を見て、ご家庭が1日にどれくらいの電気を使っているかを把握し、業者に相談してみましょう。あなたのライフスタイルに合った最適な容量を提案してくれます。

ポイント2:機能性|停電時に使える電気の範囲を確認

停電時にどの範囲の電気が使えるかという機能性の違いです。これには大きく分けて2つのタイプがあります。

  • 蓄電池の停電対応タイプ:
    • 特定負荷型
      冷蔵庫や照明など、あらかじめ指定した一部の部屋・コンセントだけが使えるタイプ。最低限の電力を確保でき、価格も比較的安価です。
    • 全負荷型
      停電時でも家中の電気がほぼ通常通り使えるタイプ。200VのエアコンやIHも対応可能で、快適さと安心感が高い分、価格はやや高めです。

災害時にどこまでの電力を確保したいかは、ご家庭の価値観やライフスタイルによって異なります。冬の冷え込みが厳しい緑区の山間部では、暖房を維持できる全負荷型を選ぶ価値が相対的に高くなります。

ポイント3:V2Hという選択肢も検討する

相模原市の自家消費コースは、蓄電池だけでなくV2Hも同額の20万円が対象です。電気自動車をすでにお持ちの方、購入予定の方は、据置型の蓄電池とV2Hのどちらが自宅に合うかを比較検討する価値があります。V2HはCEV補助金の登録製品が対象です。

主要メーカーの特徴比較表

メーカー名特徴こんな方におすすめ
パナソニック HEMS連携・高信頼性スマートホーム化を考えている方
シャープ自動最適化・太陽光と相性◎シャープ製太陽光パネルを設置済みの方
ニチコンV2H対応・高コスパEV所有・価格重視の方
長州産業コンパクト・保証充実設置場所が限られる方

蓄電池の導入には、初期費用だけでなく長期的な維持も考慮が必要

  • 寿命は約10〜15年
    多くのメーカーが10年以上の長期保証を提供しており、期間内の故障は無償対応されることが一般的です。
  • 日常メンテナンスは基本不要
    ただし、数年に一度の専門点検が推奨される場合もあります。
  • パワーコンディショナの寿命も要注意
    蓄電池と同様に寿命があり、将来的な交換費用も見込んでおくと安心です。
  • 見積もり時は保証・サポート体制を確認
    設置後の安心感を得るためにも、業者選びの重要なポイントです。

>>おすすめの蓄電池業者はこちら

家庭用蓄電池の価格は容量でどう変わる?

家庭用蓄電池の1kWhあたりの価格相場は、おおよそ10万円~20万円程度とされています。ただし、容量が小さいほど1kWhあたりの単価が高くなる傾向があります。

【容量別】家庭用蓄電池の料金目安

容量導入目的の目安本体価格の目安工事費込みの総額目安
4~5 少人数世帯・非常時対策向け約60万~90万約80万~150万
5~102~4人家族、電気代削減・災害対策約70万~130万約100万~200万
10~オール電化、長期停電対策向け約130万~300万以上約160万~400万以上
容量単位:kWh

価格に影響する主な要因

  • 蓄電容量
    容量が大きいほど価格は高くなりますが、1kWhあたりの単価は安くなる傾向があります。
  • メーカー・ブランド
    国内大手メーカーや老舗メーカーの製品は、信頼性やサポート体制が手厚い分、価格が高めになる傾向があります。
  • 機能
    • ハイブリッド型: 太陽光発電と連携するため、単機能型よりも高価です。
    • 全負荷対応: 停電時に家全体に給電できるタイプは、特定負荷型よりも高価です。
    • V2H連携: 電気自動車と連携できるV2Hシステムは、さらに高価になります。
  • 工事費用
    設置場所の状況(屋内・屋外、配線の長さ、基礎工事の有無など)によって変動します。一般的に20万円~30万円程度が目安ですが、複雑な工事が必要な場合はさらに高くなることがあります。

蓄電池を設置するメリットとデメリット

メリット

電気料金の削減

太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、日中に発電した余剰電力を蓄えて夜間に使用したり、深夜の安価な電力を蓄電池に充電して昼間に活用することが可能になります。これにより、電力会社から購入する電気の量を大幅に減らすことができ、毎月の電気代の節約につながります。

災害時の安心感

停電時でも蓄電池に蓄えた電力を使えば、照明・冷蔵庫・通信機器などの生活必需品を稼働できます。太陽光発電があれば、日中に充電できるため、長期の停電にも対応可能です。

環境への貢献

太陽光発電で生み出した再生可能エネルギーを自家消費することで、電力会社からの購入量を減らし、CO₂排出の削減につながります。家庭単位でも、持続可能な社会づくりに貢献できます。

デメリット

初期費用が高額になりやすい

本体価格と設置工事費を含めると、一般的に100万円以上かかるケースが多く、容量や機能によってさらに高額になることも。補助金制度の活用で負担を軽減できます。

寿命があるため買い替えの可能性も

蓄電池は「サイクル数」と「使用年数」で寿命が決まり、通常10〜20年ほどで容量が低下します。長期使用を前提に、保証期間や耐久性も確認しておくことが重要です。

設置スペースの確保が必要

屋内外に一定のスペースが必要で、設置場所は騒音・温度・湿度などの環境条件も考慮する必要があります。

太陽光発電と蓄電池はセット導入すべき?メリット・デメリット

太陽光発電と蓄電池は、必ずしも同時に導入しなければならないわけではありませんが、セットで導入することで得られるメリットは非常に大きく、近年ではその組み合わせが強く推奨されるケースが増えています。

特に、FIT制度(固定価格買取制度)の終了に伴い、売電単価が大幅に下がった家庭では、「発電した電気を売る」よりも「蓄えて自家消費する」方が、経済的に有利な選択となっています。こうした背景から、蓄電池の導入は、太陽光発電の価値を最大限に活かすための不可欠な設備として注目されており、電力の自給自足を目指す家庭にとっては、非常に理にかなった選択肢と言えるでしょう。

太陽光+蓄電池をセット導入するメリット

  1. 自家消費の最大化と電気代の削減
    日中に太陽光で発電した電力を家庭内で優先的に使用し、余剰分は蓄電池に貯めることで、電力会社からの購入量を減らし、電気代の大幅な削減が可能になります。
  2. 災害時の備えとしての安心感
    停電が発生しても、蓄電池に蓄えた電力を活用することで、照明・冷蔵庫・通信機器など、生活に必要な家電を継続して使用でき、非常時の安心感が得られます。
  3. 経済的な効率向上
    • 卒FIT後の対策: 売電単価が下がった現在では、発電した電気を「売る」よりも「貯めて使う」方が経済的に有利です。
    • 電気料金プランの活用: 深夜の安価な電力を蓄電池に充電し、日中の高単価時間帯に使用する「ピークシフト」によって、さらなる電気代削減が期待できます。
  4. 工事費用・設置スペースの効率化
    太陽光発電と蓄電池を同時に導入することで、工事を一括で行えるため、個別設置よりも費用を抑えられるケースがあります。さらに、ハイブリッド型蓄電池を選べば、太陽光と蓄電池のパワーコンディショナーを一体化でき、設置スペースの節約にもつながります。

太陽光+蓄電池をセット導入する際のデメリット

  • 初期費用の増加
    太陽光発電のみの導入に比べて、蓄電池の分だけ初期投資が高くなります。
  • 設置スペースの確保
    蓄電池本体の設置場所を屋内外に確保する必要があり、住宅の構造や敷地条件によっては制約が生じることもあります。
  • 投資回収までに時間がかかる可能性
    費用対効果を厳密に試算すると、蓄電池の導入費用を回収するまでに長期間を要するケースもあります。ただし、災害時の電力確保や、将来的な電気料金の高騰リスクへの備えといった「金銭以外の価値」も重要な判断材料となります。

耐用年数・寿命はどれくらいあるの?

蓄電池の寿命は「サイクル数」の他に、物理的な「期間」でも考えられます。メーカーが保証する期間を目安にするのが一般的です。

【種類別】家庭用蓄電池の耐用年数

種類サイクル数の目安使用期間の目安
リチウムイオン
電池
6,000~12,000回15年~20年程度
鉛蓄電池500~3,000回3年~15年程度
ニッケル水素電池2,000回5年~7年程度

現在、家庭用蓄電池の主流はリチウムイオン電池(使用期間の目安: 15年~20年程度)であり、その中でも「リン酸鉄リチウムイオン電池」は、高い安全性と長い寿命が特徴です。

補助金申請から蓄電池設置までの全流れ

「補助金をもらうまでの手続きって、なんだか大変そう…」と感じていませんか?相模原市の場合、市の奨励金は工事が終わってから申請するので、まず設置を進めてよいのが分かりやすい点です。ただし県の補助金も併用するなら、順序が変わります。

ここでは市の奨励金と県の補助金を両方使う場合の流れを、5つのステップに分けて解説します(県の補助金は令和8年度の受付を終了しているため、県のステップは制度の仕組みとして参考にしてください)。

STEP
専門業者への相談・見積もり依頼

蓄電池設置は、まず専門の業者への相談から始まります。

ご自宅の状況(屋根の形、電気使用量など)を伝え、最適な機種、費用、補助金活用後の自己負担額など、具体的な見積もりを出してもらいましょう。この段階で、県の補助金の受付状況(令和8年度は受付終了)も確認しておきます。

複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を行うことで、価格やサービスを比較検討でき、信頼できる業者を見つけることが成功の鍵となります。

STEP
県の補助金は先に交付申請(令和8年度は受付終了)

県の補助金を併用する場合は、工事の前に神奈川県電子申請システムから申請者ご本人が申請する仕組みです。ただし令和8年度は、第2期(先着500件程度)が2026年9月7日(月)に申請額が予算額に達して締め切られ、受付を終了しています。今後の募集は県の公式サイトで確認してください。

交付決定通知が届く前に着工すると、県の補助金は交付されません。審査には2〜3か月程度かかることがあります。市の奨励金だけを使う場合は、このステップは不要です。

STEP
契約・設置工事・支払い

設置工事を行い、代金の支払いまで完了させます。相模原市の奨励金では「事業完了日」の管理が最重要です。

完了日は引渡日・領収日・接続契約締結日などのうち最も遅い日で判定されます。この日が第1期(〜9月30日)か第2期(10月1日〜)のどちらの奨励対象期間に入るかで、申請できる時期が決まります。工事日程を組む際は、業者と完了日の見込みを共有しておきましょう。

STEP
市へ交付申請書兼実績報告書を提出(郵送または窓口)

事業完了後、申請期間内に相模原市ゼロカーボン推進課へ提出します。提出先は〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所本館6階、電話042-769-8240です。

必要書類は交付申請書兼実績報告書(第1号様式)、世帯全員の住民票、市税に滞納がないことを証する書類、支払いを証明する書類など。申請書類は黒インクまたは黒ボールペンで記入し、消せるボールペンは使用できません。市が用意しているチェックシートで一式を確認してから提出しましょう。

STEP
県の実績報告 → 補助金・奨励金の振込

県の補助金を併用している場合は、事業完了から2か月以内、または令和9年4月30日(金)のいずれか早い期日までに実績報告書を提出します(郵送または電子申請)。

市・県それぞれの審査を経て、指定した口座に振り込まれます。申請から振込までは数か月かかるのが一般的です。設置後の完成写真や領収証の写しなど、提出書類は手元に控えを保管しておきましょう。

【容量別】蓄電池設置した体験談

以下は、相模原市の住宅条件と2026年9月時点の制度をもとに編集部が作成した想定ケースです。実在の個人の体験談ではありません。ご自宅の条件に近いものを、検討の材料としてご覧ください。

【想定ケース・4.2kWh】南区古淵/卒FIT後に蓄電池だけを追加した夫婦世帯

条件:南区古淵の築15年戸建て/夫婦2人/既設太陽光4.5kW(卒FIT済み)/蓄電池4.2kWh(特定負荷型)を後付け

このケースの決め手は、相模原市の自家消費コースが既設太陽光でも対象になる点でした。神奈川県の補助金は太陽光との同時導入が必須のため対象外、国のDR補助金も2026年5月に公募終了。それでも市の20万円だけは確実に使えます。

工事は8月中旬に完了し、支払いも8月中に済ませたため、事業完了日は第1期の奨励対象期間内。9月1日からの申請期間に間に合いました。ただし住民票と納税証明書の取得で少し慌てました。会社員で市民税が給与天引き(特別徴収)だったため、証明書がすぐ発行できなかったのです。市の案内どおり2週間前後を見込んでおけば、もっと落ち着いて進められたと感じるケースです。

【想定ケース・9.5kWh】中央区淵野辺/市と県の併用を計画していた4人家族

条件:中央区淵野辺の築9年戸建て/夫婦+子ども2人/オール電化/太陽光5kWと蓄電池9.5kWh(全負荷型)を新規に同時導入

この世帯が組んだのは、県(事前申請)→工事→市(事後申請)という順序でした。県の第2期は9月7日開始・先着500件程度のため、8月中に見積もりと必要書類を揃え、初日に電子申請できる態勢を整えていました。しかし第2期は受付初日に申請額が予算額に達して締め切られ、受け付けた申請が交付の対象になるかは後日県のホームページで案内されることになりました。

県の審査に2〜3か月かかる前提だと、着工は11月〜12月。事業完了は12月または1月になるため、市の奨励金は第2期(令和9年2月1日〜2月26日)での申請になります。ここを「県と一緒に9月に出す」と勘違いすると、市の28万円を取り逃がします。当初は県50万円+市28万円で合計78万円を見込んでいましたが、県の補助金が受けられない場合は市の28万円が中心になります。スケジュール管理と受付状況の確認が、金額を左右するケースです。

【想定ケース・16.4kWh】緑区橋本/EVとV2H、蓄電池を比較検討した二世帯住宅

条件:緑区橋本エリアの二世帯住宅(新築計画)/EV購入予定/太陽光6kW+蓄電池16.4kWh、またはV2Hを検討

相模原市の自家消費コースは蓄電池もV2Hも同じ20万円。そこでこの世帯は「どちらが自宅の使い方に合うか」を金額以外の軸で比較しました。EVが外出中は家に電気を戻せないV2Hに対し、据置型蓄電池は常時使えます。二世帯で日中も在宅者がいる生活パターンから、まず据置型を選択する結論に至りました。

さらに新築であることから、ZEHコース(30万円)も視野に入ります。太陽光8万円+蓄電池20万円+ZEH30万円で市だけで58万円、県の50万円を合わせれば108万円規模になる計算でしたが、県の補助金は令和8年度の受付を終了しています。ただしZEHコースは年間100件と枠が小さく、設計段階からハウスメーカーとZEH基準やBELS評価書の取得について詰めておく必要がある、というのがこのケースの教訓です。

>>おすすめの蓄電池業者はこちら

よくある質問

Q1. 蓄電池の仕組みとは?

A. 蓄電池とは、電気を貯めて必要なときに使えるようにする装置であり、充電と放電を繰り返すことで電力を一時的に保管することができます。

太陽光発電によって生み出された電気や、電力会社の安価な深夜電力を蓄えておくことで、電気料金が高くなる昼間や停電時に活用することが可能となり、電気代の削減や非常時の備えとして大きな効果を発揮します。

Q2. 蓄電池は元が取れないの?

A. 蓄電池は、導入にかかる費用を電気代の削減額だけで回収するのが難しいケースもあります。特に使用状況や電気料金プランによっては、投資回収までに長い時間を要することもあります。

しかしながら、災害時の電力確保による安心感や、将来的な電気料金の高騰リスクへの備え、さらには再生可能エネルギーの活用による環境貢献など、金銭的価値に換算しにくいメリットも多く存在します。

なお相模原市の場合、蓄電池だけで一律20万円の奨励金が受けられるため、他の自治体と比べて回収年数を短縮しやすい環境にあります。

Q3. 災害時や停電時は蓄電池をどう使うの?

A. 停電が発生した際には、蓄電池が自動的に非常用電源へと切り替わり、事前に蓄えておいた電力を使用することができます。

「特定負荷型」の蓄電池であれば、冷蔵庫や照明など、最低限の生活に必要な機器に限定して給電されます。一方、「全負荷型」の蓄電池を導入している場合は、家全体に電力を供給できるため、200VのエアコンやIH調理器なども使用可能です。

相模原市は市域が広く、緑区の山間部では復旧に時間がかかる可能性も想定されます。冬季の停電では暖房の確保が課題になるため、地域特性を踏まえてタイプを選びましょう。

Q4. 設置に必要なスペースや条件は何ですか?

A. 蓄電池を設置する際には、一般的にエアコンの室外機程度のスペースが必要となります。製品によって屋内設置型と屋外設置型があり、屋外に設置する場合には、直射日光が当たらないことや、積雪などの自然環境に耐えられるかどうかといった条件を事前に確認しておく必要があります。

相模原市は内陸のため塩害の心配はほとんどありませんが、緑区の山間部では降雪や低温への配慮が必要です。また、蓄電池は作動時に一定の音が発生するため、寝室の近くや隣家の窓に近い場所への設置は避けるのが一般的です。

Q5. どれくらいで電気代を節約できますか?

A. 蓄電池によって節約できる金額は、ご家庭の電気使用量や蓄電池の容量、契約している電力会社の料金プランなどによって大きく異なります。

特に太陽光発電と組み合わせて日中の自家消費を増やすことで、月に数千円から1万円以上の電気代を削減できる可能性があります。

なお、より正確な削減額を把握したい場合は、専門業者に依頼してシミュレーションを行うのが確実です。生活スタイルや設置環境に応じた具体的な試算が得られます。

Q6. 太陽光発電と蓄電池は一緒に設置した方がいいですか?後から追加することはできますか?

A. 工事の手間や互換性の観点では、セットで同時に設置するほうが有利です。後から追加する場合、工事が二度手間となるほか、既存の太陽光発電システムとの互換性に問題が生じる可能性もあります。

ただし補助金の面では、相模原市は後付けでも蓄電池20万円の対象になるのが大きな特徴です(太陽光との連系が条件、太陽光は新設・既設を問わないが、既設も2kW以上10kW未満などの要件を満たす必要あり)。神奈川県の補助金は同時導入が必須なので、両方使いたいなら同時導入、市だけでよいなら後付けでも可と整理できます。

Q7. 蓄電池の設置場所は屋内と屋外どちらがいいですか?

A. 多くの蓄電池は屋外設置に対応しており、屋外設置の方が事例としては多く見られます。屋外なら室内スペースを圧迫せずに済むのが利点ですが、温度変化や積雪などの影響を受けるため、設置場所の選定には注意が必要です。

相模原市は冬の冷え込みが厳しく、特に緑区の山間部では低温による性能低下や動作保証温度を確認しておくと安心です。屋内設置は気温の変化が少なくバッテリーに優しい反面、十分な設置スペースの確保が必要となります。

Q8. 蓄電池はリース・レンタル・購入のどれがお得なの?

A.

蓄電池のリース、レンタル、購入のどれがお得かは、それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況に合わせて選ぶことが重要です。

蓄電池の契約形態ごとの比較

購入リース・レンタル
初期費用高額(本体価格+工事費)不要、または低額
トータル費用長期間使用するほど安くなる傾向がある契約期間によっては購入より総額が高くなる場合がある
補助金市の奨励金を活用しやすい(県の補助金は令和8年度受付終了)0円ソーラー向けの別制度が該当。同一設備での併用不可
契約期間特になし(自由に買い替え可能)10年など、固定されていることがほとんど途中解約には違約金が発生
機種の
選択肢
自由に選べるメーカーや容量が指定されることが多い
メンテ
ナンス
自己負担月々の料金に含まれていることが多い

初期費用を一時的に抑えたい場合はリースやレンタルも選択肢となりますが、蓄電池は長期的に使用することで大きなメリットを得られる設備です。そのため、補助金制度を賢く活用して初期費用を抑え、「購入」で導入するのが、最も経済的でお得な選択肢と言えるでしょう。

Q9. エアコンは何時間使える?

A. エアコンの消費電力と蓄電池の容量によって変動します。例えば、一般的な家庭用エアコン(500W)を、9.5kWhの蓄電池で動かす場合、理論上は「9.5kWh ÷ 0.5kW = 19時間」使用できます

ただし、実際は変換ロスや他の家電の使用で変動するため、あくまで目安として考えましょう。冬の暖房運転は消費電力が大きくなりやすい点にもご注意ください。

Q10. 経済モードと安心モードとグリーンモードの違い

A.

  • 経済モード
    電気代が安い深夜に充電し、高い昼間に放電して電気代を節約するモードです。
  • 安心モード(災害モード)
    災害時に備え、常に一定量の電気を貯めておくモードです。
  • グリーンモード
    太陽光発電で生み出した電気を優先的に使い、再生可能エネルギーの自家消費率を高めるモードです。

製品によって呼び方や機能は異なりますが、ご自身の目的に合わせて使い分けるのが一般的です。相模原市の奨励金は「自家消費コース」という名称のとおり自家消費の促進が目的の制度のため、グリーンモード中心の運用が制度の趣旨に沿っています。

Q11. 2台設置するメリットは?

A. 蓄電池を2台設置することで、容量を増やし、より多くの電気を貯められますオール電化や電気自動車を使っている家庭、停電時にも家全体を賄いたい場合に有効です。

補助金の観点では注意が必要です。相模原市の奨励金は設備種別ごとに1世帯1回・一律20万円のため、2台設置しても金額は増えません。一方神奈川県の補助金は蓄電システムの台数(パッケージ型番ごと)×15万円で算定される制度です(令和8年度は受付終了)。制度によって考え方が異なる点を押さえておきましょう。

Q12. 蓄電池とエコキュート・エネファームの連携は?

A.

  • エコキュート
    夜間に安い電力で湯を沸かすエコキュートと組み合わせることで、さらに電気代を節約できます。
  • エネファーム
    エネファームは発電もできるため、蓄電池と組み合わせることで、より効率的なエネルギーの自家消費が可能になります。

各機器のメーカーやモデルによって連携できるかどうかが決まるため、事前に確認が必要です。なお給湯機器については、国の「給湯省エネ2026事業」など別制度の対象になる場合があります(工事業者が申請する仕組み)。

Q13. 蓄電池を設置して後悔することはある?

A. 「蓄電池の後悔」としてよく挙げられるのは、「思ったより電気代が減らなかった」「予想外の出費があった」といったケースです。

相模原市で特に多いのが「奨励金の申請期間を逃した」というパターンです。事後申請型のため工事後に手続きすればよいと油断していると、9月30日や2月26日の締切を過ぎてしまいます。また納税証明書が発行できず書類が揃わなかったという声もあります。

後悔しないためには、導入目的を明確にし、複数の業者から見積もりを取り、補助金の締切と必要書類まで逆算して確認することが大切です。

Q14.蓄電池のおすすめメーカーの特徴と価格は?

A. 蓄電池のおすすめメーカーについて、特徴、主力商品、価格の目安をまとめてみました。

【蓄電池】メーカー別の特徴と価格目安

スクロールできます
メーカー主力商品価格の目安特徴
シャープクラウド蓄電池システム(6.5kWh〜)170万円〜
270万円台
AIoT技術で賢く自動制御。容量の増設も可能。太陽光発電との連携に強み。
ニチコンESS-T3X1(14.9kWh)、ESS-U4X1(16.6kWh)170万円〜
250万円台
V2H連携に強く、豊富なラインナップが魅力。国内販売台数トップクラス。
長府工産CPO-150Nなど(5kWh、9.8kWh、15kWh)150万円〜300万円台住宅設備メーカーならではのノウハウ。太陽光発電とのセット提案に強み。
オムロンKP-BU98B-S(9.8kWh)、KP-BU127-B(12.7kWh)150万円〜270万円台コンパクトで設置場所に困らない製品が豊富。高い技術力と信頼性。
長州産業スマートPVマルチ(9.8kWh、16.4kWh)160万円〜300万円台太陽光発電とのセット導入に強み。長期保証が充実。
京セラEnerezza Plus(5.5kWh、11.0kWh、16.5kWh)150万円〜270万円台独自の「クレイ型蓄電池」で高い安全性を実現。太陽光発電との連携もスムーズ。
住友電工POWER DEPO H(12.8kWh)、POWER DEPO V(3.3kWh)200万円〜450万円台電力インフラの技術を応用した高信頼性モデル。大容量・高出力タイプ。
カナディアンソーラーEP Cube(6.6kWh、9.9kWh、13.2kWh)150万円〜250万円台太陽光発電メーカーとして有名。蓄電池と組み合わせてエネルギー管理を最適化。
パナソニック創蓄連携システムS+140万円〜200万円台家電や住宅設備との連携に強み。効率的な創蓄連携システム。
ダイヤゼブラ電機パワースマイル(4.0kWh)、パワーデポV2H(7.2kWh)など120万円〜250万円台産業用から家庭用まで、幅広い蓄電システムを提供。
HUAWEI(ファーウェイ)LUNA2000シリーズ(5kWh、10kWh、15kWh)130万円〜250万円台太陽光発電設備で高い実績。AI技術による効率的なエネルギー管理。
伊藤忠商事複数メーカー製品(例:SMART STAR L)180万円〜300万円台メーカーではなく販売元。業界の主要メーカー製品を幅広く取り扱う。
DMM複数メーカー製品150万円〜300万円台メーカーではなくサービス提供元。「DMMエナジー」として蓄電池の販売・設置・メンテナンスを手掛ける。
ネクストエナジーCIC Sシリーズ(9.8kWh、16.4kWh)など150万円〜280万円台太陽光発電システムの販売施工で実績。蓄電池と合わせたエネルギーソリューションを提供。
テスラPowerwall(13.5kWh)180万円〜200万円デザイン性に優れ、大容量ながら比較的安価。全負荷対応。
※価格は参考価格であり、メーカーや販売店、工事内容によって変動します。詳細な金額は見積もりが必要です。

なお相模原市・神奈川県の補助対象となるのは、環境省のZEH化等支援事業に登録された蓄電システムです。上記メーカーの製品でも型番によって登録の有無が異なるため、ZEHwebの登録済製品一覧で必ず確認してください。

各メーカーの選び方

  • V2H連携を考えている方ニチコン
    • V2Hに強みがあり、相模原市の自家消費コースはV2Hも20万円の対象です。
  • デザイン性や大容量を重視する方テスラ
    • スタイリッシュなデザインと大容量で、比較的安価な製品を探している方におすすめです。
  • 安全性や長期保証を重視する方京セラ、長州産業
    • 京セラの独自のクレイ型蓄電池は高い安全性が特徴。長州産業は15年の長期保証が魅力です。
  • 住宅設備との連携を重視する方パナソニック
    • 住宅設備メーカーならではの、家全体のエネルギーを最適化するシステムに強みがあります。
  • AIによる自動制御を希望する方シャープ
    • 天気予報と連動して充放電を自動で制御してくれるため、効率的な運用が可能です。
Q15.住宅メーカー・家電量販店・専門業者、どこで蓄電池を購入するのが一番良いですか?

A. それぞれに特徴や費用面でのメリットがあります。

【蓄電池】住宅・家電量販店・専門業者

スクロールできます
専門業者住宅メーカー家電量販店エネルギー供給会社
太陽光発電・蓄電池専門業者一条工務店などヤマダ電機など東京ガスなど
費用比較的安価割高になる場合があるポイント還元などを利用できる割高になる場合がある
専門性高い
(製品知識・施工経験)
住宅との連携に強い販売スタッフの専門性に差があるエネルギー全体に詳しい
機種の
選択肢
豊富比較的少ない
(提携機種のみ)
比較的豊富比較的少ない
(提携機種のみ)
保証
サポート
長期保証・自社サポートが充実住宅設備として一貫した保証メーカー保証+独自の長期保証大手企業ならではの安心サポート

それぞれの導入先にはメリットがありますが、蓄電池の導入を総合的に検討し、費用対効果や専門性を重視するのであれば、専門業者への相談が最もおすすめです 専門業者は、蓄電池に特化した豊富な知識と施工経験を持ち、多種多様なメーカーの製品から最適なプランを提案してくれます。

なお相模原市は販売業者の指定や推薦を行っていません。「市の指定業者です」といった説明があった場合は、鵜呑みにせず確認しましょう。

Q16.太陽光発電がなくても蓄電池だけで神奈川県・相模原市の補助金をもらえますか?

A. 神奈川県の補助金は太陽光発電との同時導入が必須のため、蓄電池単体では申請できません。

一方、相模原市の自家消費コースは「太陽光発電システムとの連系」が条件で、太陽光は新設・既設を問いません。つまりすでに太陽光がある住宅への蓄電池の後付けでも20万円の対象になります。既設の太陽光も2kW以上10kW未満などの要件を満たす必要があり、既設の場合は太陽光分8万円とは併用できません。ただし太陽光がまったくない住宅に蓄電池だけを設置する場合は、連系できないため対象外です。

Q17.補助金の申請は自分でできますか?業者に任せた方がいい?

A. 制度によって扱いが異なります。

神奈川県の補助金は、申請者ご本人が手続きを行う必要があり、施工業者等による代行申請はできません。代行と分かった場合は不受理となり、受理後に判明した場合も交付されません(県が2026年8月28日に注意喚起)。行政書士または行政書士法人でない者が、報酬を得て官公署に提出する書類を作成することは法律で禁止されているためです。

相模原市の奨励金についても、住民票や納税証明書といった公的書類はご本人でなければ取得できないものが中心です。業者に頼れるのは見積書・支払証明書・設置状況の確認といった部分まで。「申請まで全部代行します」ではなく、書類の中身を正確に整えてくれる業者を選ぶのが実務的な判断基準です。

Q18.補助金の申請から入金まで何ヶ月かかりますか?

A. 相模原市の奨励金は、申請期間終了後に審査が行われるため、申請から入金まで数か月かかるのが一般的です。第1期(9月申請)なら年内から年明け、第2期(2月申請)なら年度をまたぐ可能性もあります。

神奈川県の補助金は、交付申請の審査だけで2〜3か月程度かかることがあり、その後の工事・実績報告を経て振込となるため、さらに時間を要します。どちらも「工事代金の支払いは先、補助金の入金は後」である点を、資金計画に織り込んでおきましょう。

問い合わせ先は、市が相模原市ゼロカーボン推進課(電話 042-769-8240/平日8時30分〜17時15分、正午〜13時を除く)、県が神奈川県脱炭素戦略本部室補助金審査事務局 住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助担当(電話 050-1784-5835)です。

Q19.PPA(電力購入契約)やリース契約でも相模原市・神奈川県の補助金は対象ですか?

A. 相模原市の奨励金では、支払いを証明する書類としてリース・電力販売契約等の契約書の写しも想定されています。契約形態によって扱いが異なるため、詳細は市へご確認ください。

ただし注意点として、相模原市の「住宅用初期費用ゼロ太陽光発電設備等導入補助金」(0円ソーラー向け)の補助を受けた同一設備は、購入設置の奨励金と同年度に併用できません。0円ソーラーは補助金が事業者に交付され、リース料や電気料金の低減という形で還元される仕組みです。

神奈川県の「住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」は住宅を所有する個人がご自身で導入する場合が対象で、領収証の宛名や振込口座も申請者本人名義であることが求められます。0円ソーラーを検討する場合は、県が別途実施する「太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助金」が該当します。

Q20.2026年度(令和8年度)の神奈川県・相模原市の補助金はどう変わりますか?

A. 令和8年度の内容は次のとおり確定しています。

  • 相模原市
    太陽光8万円(年間450件)、蓄電池・V2H各20万円(年間470件)、ZEH30万円(年間100件)、LCCM住宅は10万円加算(年間5件)。第1期申請は9月1日〜9月30日、第2期は令和9年2月1日〜2月26日
  • 神奈川県:共同住宅が対象に追加
    分譲共同住宅の管理組合、賃貸共同住宅を所有する個人・法人も申請できるようになりました。
  • 神奈川県:受付が2期制に
    第1期は予算超過により早期締切。第2期(電子申請のみ・先着500件程度)も9月7日に申請額が予算額に達して締め切られ、令和8年度の受付は終了しました。

市は令和7年度からの主な変更点をまとめた「よくある質問」も公開しています。最新情報は相模原市公式サイトおよび神奈川県公式サイトでご確認ください。

Q21.補助金をもらった後すぐに引越し・売却した場合はどうなりますか?

A. 補助金・奨励金を受けて設置した設備は、一定期間内に撤去・処分すると返還を求められる場合があります。引越しや売却を予定している場合は、事前に相模原市ゼロカーボン推進課(042-769-8240)へご相談ください。

一般的には設備を次の居住者に引き継ぐ形であれば問題ないケースが多いですが、処分の前に手続きが必要かどうかを必ず確認しましょう。県の補助金を併用している場合は、県側の事務局にも確認が必要です。

Q22.第1期の申請期間を過ぎてしまいました。諦めるしかない?

A. ここは制度の仕組みを正確に理解しておく必要があります。

第1期の奨励対象期間(令和8年4月1日〜9月30日)に完了した設備を、第2期の申請期間にまとめて申請することはできません。つまり、9月30日までに完了した工事について9月30日までに申請しなかった場合、その設備は対象外となります。

一方、これから工事をする方は、事業完了日が10月1日以降になれば第2期(令和9年2月1日〜2月26日)で申請できます。焦って9月中に無理な日程で完了させるより、第2期を前提に落ち着いて進めるほうが安全な場合もあります。なお第2期の奨励対象期間は令和9年2月26日までなので、年度末ギリギリの工事には注意しましょう。

まとめ

2026年9月時点の相模原市の状況を整理します。市の「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金」は第1期を受付中(9月1日〜9月30日・必着)で、蓄電池・V2Hは各20万円、太陽光8万円、ZEH30万円。一方、神奈川県の補助金は第2期が受付初日の9月7日に予算額に達して締め切られ、令和8年度の受付を終了しています。

相模原市の強みは既設太陽光への蓄電池後付けでも20万円が使える(既設の太陽光も要件を満たす場合)点と、海に面していないため塩害対策が不要で機種選択の自由度が高い点です。一方で、市は事後申請・県は事前申請という順序の違いと、事業完了日がどちらの期に入るかの管理が、そのまま受給額を左右します。

相模原市で蓄電池業者を選ぶ際は、複数社に見積もりを依頼する「相見積もり」が重要です。市も「なるべく複数業者から見積もりを取り、検討しましょう」と案内しています。地域の事情に詳しく、施工実績が豊富で、適正価格・長期保証を備えた業者かどうかを確認しましょう。

今回のポイントを参考に、あなたのライフスタイルや目的に合った最適な業者を見つけてください。

>>おすすめの蓄電池業者はこちら

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博士

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ECODA

ECODAのおすすめポイント
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  • 最長20年間の安心補償あり(機種による)※メーカーにより保証年数・補償内容は異なります。

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