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「電気代が高すぎる……」
「太陽光発電を設置したいけど、熊谷市の補助金はいくら出るの?」
熊谷市の補助金には、他市にない大きな特徴があります。現金ではなく、地域電子マネー「クマPAY」で交付されるという点です。太陽光は1kWあたり2万円・上限10万円で、蓄電池5万円と合わせれば15万円分になります。
そしてもう1つ。熊谷市には太陽光発電設備の設置を規制する条例があり、場所や規模によっては届出が必要です。本記事では、この2つを含めて熊谷市の制度を詳しく解説します。
⚠️ 現金振込ではありません:熊谷市は補助金を地域電子マネー「クマPAY」で交付します。クマPAYの会員登録が申請の前提条件となるため、アプリの登録を済ませていないと申請できません。スマートフォンをお持ちでない方は、事前に環境政策課へ相談してください。
クマPAYは熊谷市内の加盟店で使える地域電子マネーです。現金として引き出すことはできませんが、市内での買い物や飲食に利用できます。補助金が地域内で循環する仕組みとして設計されています。
太陽光と蓄電池をセットで導入すれば15万円分。市内で日用品や食料品に使うことを考えれば、実質的な家計への効果は現金と大きく変わりません。ただし市外での利用や貯蓄はできないため、その点は理解しておく必要があります。
熊谷市が実施しているのは「再生可能エネルギー・省エネルギー設備設置費補助金」です。市内の住宅に再生可能エネルギー設備や省エネルギー設備を設置した方が対象になります。
| 対象設備 | 補助金額(クマPAYで交付) |
|---|---|
| 太陽光発電システム | 1kWあたり2万円(上限10万円) |
| 蓄電システム | 一律5万円 |
| エネファーム(家庭用燃料電池システム) | 一律5万円 |
| 高効率給湯器(エコキュート等) | 一律3万円 |
| 木質バイオマス燃焼機器 | 設置費の1/2(上限5万円) |
| 高効率空調機器 | 一律3万円 |
| 高断熱窓 | 一律5万円 |
| 断熱ドア | 一律3万円 |
| 電気自動車等 | 一律5万円 |
| V2H(電気自動車充給電設備) | 一律10万円 |
対象設備は10種類と幅広く、複数種類の設備をあわせて申請できます。ただし同一世帯で同じ種類の設備を複数申請することはできません。
目を引くのはV2Hの10万円です。太陽光と同額で、埼玉県内でも高い水準にあります。
太陽光の補助額は1kWあたり2万円ですが、計算方法に指定があります。太陽電池モジュールの最大出力値の小数点以下第2位までを算出した数字で補助金額を計算します。
たとえば4.567kWなら4.56kWとして計算し、4.56×20,000=91,200円。ここから1,000円未満を切り捨てて91,000円が交付額になります。
上限10万円は5kWで到達します。それ以上の容量を載せても補助額は増えないため、5kW以上を検討している方は補助金より発電量と価格のバランスで判断することになります。
| 市 | 5kW設置時の太陽光補助 | 交付方法 |
|---|---|---|
| 熊谷市 | 10万円 | クマPAY(電子マネー) |
| 上尾市 | 9万円(上限) | 現金 |
| 川口市 | 16万円(市内業者・上限) | 現金 |
| 越谷市 | 10万円(市内業者・上限) | 現金 |
| 草加市 | 7万円(一律) | 現金 |
金額としては標準的な水準です。交付方法が電子マネーである点だけが、他市と大きく異なります。
市の補助金とは別に、埼玉県も「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」を実施しています。太陽光は1kWあたり7万円(上限35万円)、蓄電池は1件10万円です。
ただし令和8年度の太陽光発電設備・太陽熱利用システムについては、補助金申請額が予算額に達したため受付を終了しています。蓄電池・エネファームは引き続き受付中です。
県の補助金を利用するには「埼玉県省エネ・再エネ活用設備あんしん事業者認定制度」で認定を受けた事業者との契約が必要です。未認定の業者と契約すると補助金は交付されません。来年度の県補助を狙う場合は、この点を業者に必ず確認してください。
もう1つ、熊谷市で太陽光を設置する方が必ず知っておくべきことがあります。市には「熊谷市太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例」があり、あわせて「太陽光発電施設等の設置に関するガイドライン」も定められています。
補助金の交付要件にも、設備の設置および使用により生ずる光の反射や騒音等の発生防止に配慮し、周辺環境の保全に努めることが含まれています。
一般的な戸建て住宅の屋根への設置であれば、通常は問題になりません。ただし設置場所や規模によっては市への届出が必要になる場合があります。特に以下のようなケースでは、事前に確認しておくのが安全です。
条例やガイドラインに違反した設置は、補助の対象外になる可能性があります。見積もりの段階で「熊谷市の条例やガイドラインに該当しますか」と業者に確認してください。市内で実績のある業者なら把握しているはずです。
熊谷市の補助金はクマPAYで交付されるため、会員登録が申請の前提条件です。
登録していない状態で申請しても受け付けてもらえません。工事が完了したらすぐ申請できるよう、先にアプリの登録を済ませておくのが賢明です。
スマートフォンの操作に不安がある方や、そもそもスマートフォンをお持ちでない方は、環境政策課(048-536-1547)へ事前に相談してください。
熊谷市は事後申請型です。設置日が令和8年4月1日から令和9年3月31日までの機器が対象になります。
ここでいう「設置日」とは、工事完了日または設備引渡日を指します。契約日や着工日ではない点に注意してください。
また申請期間中でも、予算額に達した場合は受付を終了するとされています。先着順の制度なので、設置が済んだら速やかに申請するのが確実です。
交付決定通知書は申請書受付の翌月(月締めのため、申請月の翌月中旬から下旬頃)に送付されます。ただし4月受付分の交付決定は6月中旬から下旬の予定とされています。申請から交付まで1〜2か月かかると見込んでおいてください。
熊谷市の補助金には設備ごとに耐用年数が設定されており、その期間中は使用を継続する義務があります。
| 設備 | 耐用年数 |
|---|---|
| 太陽光発電システム | 17年 |
| 蓄電システム | 6年 |
この期間中に再度同じ種類の設備で補助金を申請することもできません。17年以上使い続ける前提で導入を検討してください。
そのほかの要件として、設備が未使用品(新品)であること、市税の滞納がないことが求められます。市税については環境政策課から関係部署に確認する形になりますが、同意しない場合は熊谷市発行の市税納税証明書の添付が必要です。
複数の設備を組み合わせられる制度なので、パターン別に整理しました。
| パターン | 設置費用 | 市の補助金(クマPAY) | 実質負担 |
|---|---|---|---|
| 3kW太陽光のみ | 約90万円 | 6万円分 | 約84万円 |
| 5kW太陽光のみ(上限到達) | 約135万円 | 10万円分 | 約125万円 |
| 5kW太陽光+蓄電池 | 約220万円 | 15万円分 | 約205万円 |
| 5kW太陽光+蓄電池+高断熱窓 | 約252万円 | 20万円分 | 約232万円 |
| 5kW太陽光+蓄電池+V2H+EV | ― | 30万円分 | ― |
複数設備を組み合わせれば30万円分まで届きます。太陽光10万円・蓄電池5万円・V2H10万円・EV5万円という構成です。
また熊谷市は高断熱窓が一律5万円と手厚いのも特徴です。太陽光の工事とあわせて断熱改修を検討すれば、同じ年度内に両方申請できます。
太陽光単体での投資回収は、電気代の削減と売電収入を合わせておおむね11〜14年程度が目安です。補助金10万円より、業者間の価格差のほうがはるかに大きく影響します。同じ容量でも20〜30%の差が生じるため、5kWなら30万円前後の開きになることもあります。
※価格・補助額はシミュレーション例です。機種・工事内容・適用条件で変動します。補助金額は1,000円未満切り捨てで、地域電子マネー「クマPAY」で交付されます。予算額に達した場合は年度途中で受付が終了します。令和8年度の金額・条件は熊谷市公式サイトでご確認ください。
業者選びが太陽光発電導入の成否を左右します。熊谷市は太陽光発電設備の設置に関する条例とガイドラインがあるため、それを把握している業者を選ぶことが重要です。以下のランキングは、埼玉県内の施工実績・自社施工体制・価格透明性・保証内容・口コミを総合評価したものです。
見積もり時に必ず確認してください:①熊谷市の太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例やガイドラインに該当しますか(届出が必要な場合があります)②埼玉県のあんしん事業者認定を受けていますか(来年度の県補助を狙う場合)。①については、屋根への標準的な設置なら通常は問題ありませんが、地上設置や大規模な設備では確認が必要です。
| 業者名 | 施工 | 補助金対応 | 価格 | 保証 |
|---|---|---|---|---|
| ソーラーパートナーズ | 紹介サービス | 相見積もり最安 | 業者による | |
| エコ発電本舗 | 自社施工 | 業界最安水準 | 工事保証15年 | |
| タイナビ | 紹介サービス | 相見積もり最安 | 業者による |

エコ発電本舗は、東京都豊島区に本社を置く、蓄電池・太陽光発電の販売および設置業者です。
昭和44年創業で50年以上営業しており、サイトの利用者は月間12万人と信頼性の高さがうかがえます。
蓄電池設置は、自社とメーカー推奨の提携業者で行っており、迅速な対応を強みとしています。
蓄電池本体に最長15年間の保証がつき、施工保証も業界最長クラスの15年間です。全国の工事業者と提携しているので、充実したアフターサポートが受けられます。
| 運営会社名 | 株式会社ゼロホーム |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都豊島区西池袋5丁目13-12MKビル5F |
| 事業内容 | 太陽光発電・蓄電池・V2Hの販売施工、電気工事、屋根工事全般 |
| 対応エリア | 東京都全域・全国対応(北海道のみ対象外) |
| 補助金サポート | あり |
| 保証・アフターサポート | 商品保証:最長15年間、容量保証:最長15年間、災害補償:最長15年間、施工保証:最長15年間 |
| 主要取引先・提携メーカー | テスラ、ニチコン、パナソニック、シャープ、長州産業、ソーラーフロンティア、三菱電機、東芝、京セラ、ハンファQセルズジャパン、カナディアンソーラー、サンテックパワー、ダイキン、日立、日本電気 |
| 許認可・登録情報 | 太陽光発電アドバーザー、二級建築士、一級建築施工管理技士ほか |
| 支払い方法 | 記載なし |

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ソーラーパートナーズは、東京都新宿区に本社を置く、蓄電池業者一括見積もり業者です。
蓄電池主要メーカーも加盟する太陽光発電協会(JPEA)の加盟企業なので安心感があります。
提携するのは、自社一貫施工・施工実績100棟以上・メーカー保証と工事保証ありなど7つの審査基準を満たす業者のみです。
独自のあんしん完了保証があり、ソーラーパートナーズを介して契約した場合、工事の完了が保証されます。工事代金を支払えば、必ず蓄電池設置をしてもらえるのでリスクは最小限に抑えられます。
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| 運営会社名 | 株式会社ソーラーパートナーズ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区新宿5-18-20 新宿オミビル4F |
| 事業内容 | 太陽光発電と蓄電池の工事会社ネットワーク運営事業 |
| 対応エリア | 東京都他、全国対応 |
| 補助金サポート | 業者によって異なる |
| 保証・アフターサポート | 独自のあんしん完了保証(代金支払い後の工事完了を保証) |
| 主要取引先・提携メーカー | 記載なし |
| 許認可・登録情報 | 建設業許可番号:東京都知事許可(般-4) 第138314号電気工事業届出番号:東京都知事届出 第2910275号 |
| 支払い方法 | 業者によって異なる |
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タイナビ太陽光発電は、東京都品川区に本社を置く、株式会社グッドフェローズが運営する、太陽光発電業者一括見積もり業者です。
一括見積もりでは、これまでに京セラやニチコン、オムロンなどのメーカーの設置実績があり、相場は80~200万円程度となっています。最大5社の見積もりが一度に比較できるので、太陽光発電設置費用がもっとも安い業者を見つけることが可能です。
蓄電池とセットで見積もり依頼を行うこともできます。
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| 運営会社名 | 株式会社グッドフェローズ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田ビル8階 |
| 事業内容 | エネルギーメディア事業(蓄電池・太陽光発電・風力発電の一括見積もりサイト運営) |
| 対応エリア | 東京都全域・他全国対応 |
| 補助金サポート | 業者によって異なる |
| 保証・アフターサポート | 商品保証は基本あり、施工保証・メンテナンス・災害補償は業者によって異なる |
| 主要取引先・提携メーカー | 株式会社NTTスマイルエナジー、株式会社ミツウロコ、イーゲート株式会社、株式会社明成商会、四国電力株式会社 |
| 許認可・登録情報 | 記載なし |
| 支払い方法 | 業者によって異なる |
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熊谷市には太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例があります。地元業者なら該当有無を把握している可能性が高いため、確認先として有効です。
| 所在地 | 熊谷市中西2-3-7 TMCビル1F |
|---|---|
| 電話番号 | 048-538-3132 |
| 所在地 | 熊谷市柿沼642-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 048-577-8037 |
| 所在地 | 熊谷市石原343-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 048-507-1010 |
※掲載情報は2026年8月時点のものです。所在地・電話番号・対応内容は変更される場合がありますので、お問い合わせ前に各社の公式サイトでご確認ください。埼玉県の「あんしん事業者認定制度」の認定有無や、市の補助金申請への対応可否についても直接ご確認ください。
※各社のあんしん事業者認定の有無や熊谷市の条例への対応については、見積もり依頼時に直接ご確認ください。
業者選びは太陽光発電導入において最も重要なステップです。設置後20〜30年間付き合うパートナーを選ぶつもりで、以下の5つのポイントを必ず確認してください。
熊谷市には太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例があります。「熊谷市の条例やガイドラインで届出が必要になるケースですか」と聞いてみてください。
市内で実績のある業者なら即答できるはずです。屋根への標準的な設置であれば通常は該当しませんが、地上設置や規模の大きい設備では確認が必要になります。
また補助金の交付要件には光の反射や騒音等の発生防止への配慮も含まれています。隣家との位置関係を踏まえた設計ができるかも、業者の力量が出るところです。
太陽光発電の業者には「自社施工型」と「販売型(下請けに外注)」の2種類があります。自社施工の業者は責任の所在が明確で、トラブル発生時も直接連絡できる環境が整っています。また、下請け業者へ支払う中間マージンがないため、価格も抑えやすい傾向があります。契約前に必ず「施工は自社で行いますか?」と確認しましょう。
「工事費一式:150万円」とだけ書かれた見積もりは要注意です。熊谷市の申請では領収書に補助対象設備の金額が判別できる記載が必要で、市も具体的な記載例を示しています。
市の例では、太陽光発電システムが150万円(税抜)、蓄電池が140万円(税抜)、補助対象外経費(住宅本体の工事費・登記費用・印紙代など)が2,981万円、領収合計額が3,300万円(税込)という場合の記載方法が案内されています。新築とあわせて設置する場合は特に、内訳の記載が不可欠です。
1社だけで決めることは絶対にNGです。最低でも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。業者によって同じ容量でも20〜30%の価格差が生じます。
熊谷市の補助金は太陽光で最大10万円です。5kWの工事で30万円の価格差があれば、補助金の3倍。しかも補助金はクマPAYでの交付なので、現金支出を直接減らすのは価格交渉のほうです。相見積もりの重要性は他市以上と言えます。
| 保証の種類 | 内容 | 一般的な期間 |
|---|---|---|
| 製品保証 | パネル・パワコンなど機器が故障した場合に修理・交換 | 10〜15年(最長30年) |
| 出力保証 | 発電量が基準を下回った場合に補償 | 25年(初期出力80%以上) |
| 工事保証 | 施工ミスによる雨漏りなどに対応 | 5〜10年(長州産業は10年) |
熊谷市は太陽光の耐用年数を17年と定め、その期間の使用継続を求めています。17年以上使い続ける前提で保証を確認してください。
熊谷市といえば、日本有数の高温を記録することで知られる街です。夏の冷房費が家計を圧迫するという声も多く聞かれます。
この点で太陽光発電は相性がよいと言えます。冷房を最も使う日中の時間帯が、太陽光の発電量が最大になる時間帯と重なるからです。エアコンをつけっぱなしにする夏こそ、自家消費の効果が大きくなります。
熊谷市の平均的な戸建て住宅(4人家族・月20,000円の電気代)に4〜5kWの太陽光パネルを設置した場合、自家消費によって月7,000〜12,000円の電気代削減が見込めます。夏場はこれ以上の効果が出ることもあります。
埼玉県は年間日照時間が全国でも上位に入る地域です。特に熊谷市を含む県北部は冬の晴天日が多く、太陽光発電に適した条件が揃っています。
また市域には区画の整った戸建て住宅地や、敷地に余裕のある住宅が多く、屋根面積を確保しやすいのも利点です。5kWで上限10万円に達するため、標準的な戸建てなら満額を受け取れます。
FIT制度(固定価格買取制度)を利用することで、発電した余剰電力を電力会社に売ることができます。2026年度の住宅用買取価格は段階制で、初期の数年間は以前より高い水準に設定されています(具体的な価格・期間は年度で変わるため、経済産業省の公表内容をご確認ください)。
なお熊谷市の申請では、事業者が太陽光発電システムを申請する場合に電力受給契約の締結を証明する書類が求められますが、全量自家消費している場合はそれを確認できる書類でも申請できます。自家消費型の導入にも対応した制度設計です。
熊谷市は荒川・利根川に挟まれた地域で、水害リスクへの備えが課題となっています。蓄電池と太陽光発電をセットで導入することで、停電時でも最低限の電力を確保できます。冷蔵庫・照明・スマートフォンの充電程度であれば、蓄電池1台で丸1〜2日間まかなえます。
猛暑の熊谷市では、停電時にエアコンが使えるかどうかが健康に直結します。蓄電池の容量によっては短時間の冷房運転も可能です。市の蓄電池補助5万円とあわせて検討する価値があります。
メーカー選びは業者選びと並んで重要なステップです。熊谷市の補助は1kWあたり2万円で計算され、5kWで上限10万円に達します。それ以上の容量では補助額が増えないため、発電量と価格のバランスで選ぶことになります。
熊谷市では「高温時の性能」も選定基準になります:太陽光パネルは温度が上がると変換効率が下がる特性があります。日本有数の高温地域である熊谷市では、温度係数(高温時の出力低下の少なさ)にも注目して選ぶと、夏場の発電量に差が出ます。
| 順位 | メーカー | 全国シェア |
|---|---|---|
| 1位 | カナディアンソーラー | 33.9% |
| 2位 | 長州産業 | 16.7% |
| 3位 | AIKOソーラー | 急伸中 |
| メーカー | 最大変換効率 | kW単価(6kW時) | 出力保証 | 機器保証 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 長州産業 | 20.4% | 23.8万円 | 25年(72%) | 15年 | 狭い屋根・国産・施工保証10年 |
| ハンファジャパン | 24.2% | 23.2万円 | 25年(88.9%) | 25年 | 変換効率トップ・低価格・長期保証 |
| カナディアンソーラー | 22.5% | 24.6万円 | 30年(87.4%) | 25年 | コスパ最高・業界最長保証 |
| AIKOソーラー | 24.3% | 要見積もり | 25年(90.6%) | 15年 | 変換効率世界最高水準 |
| シャープ | 20.2% | 25.7万円 | 20年(80%) | 15年 | 実績・デザイン・蓄電池連携 |
| パナソニック | 21.0% | 28.2万円 | 25年(72%) | 15年 | 国産・高温対応・サポート体制 |
猛暑地域である熊谷市では、パナソニックの高温対応が選択肢に入ります。kW単価は高めですが、夏場の出力低下が抑えられれば年間発電量で差を取り戻せる可能性があります。
長州産業は単結晶シリコン系太陽光パネルの全工程を自社の国内工場で製造している数少ない国内メーカーです。豊富なパネルサイズのラインナップにより、狭い屋根・複雑な形状にも最大限のパネルを設置できます。業界でも数少ない「施工保証(雨漏り保証)10年」がデフォルトで付いており、熊谷市内でも戸建て住宅で人気の高いメーカーです。
新たに発売されたNBCシリーズ(Re.RISE-G3)はバックコンタクト技術を採用し、変換効率24.2%という業界トップクラスの性能を誇ります。出力保証25年・機器保証25年という長期保証体制も充実しています。kW単価23.2万円と海外メーカーならではの価格優位性があります。
最新のTOPHiku6シリーズはTOPConセル技術を採用し、変換効率22.5%を実現。出力保証30年・機器保証25年という業界トップクラスの保証体制が整っています。kW単価24.6万円と、性能・価格・保証のバランスが優れたコストパフォーマンスに定評があります。
熊谷市は熊谷駅周辺の市街地から、籠原・妻沼・江南方面の住宅地、市北部の田園地帯まで住環境が多様です。敷地に余裕のある戸建てが多く、屋根面積を確保しやすいのが特徴です。
熊谷市の補助は5kWで上限に達するため、それ以上の容量では金額が増えません。屋根が広く取れるなら、補助金にとらわれず発電量とkW単価のバランスで選ぶのが合理的です。
ただし熊谷市では設置場所への配慮も必要です。補助金の交付要件に光の反射や騒音等の発生防止が含まれているため、隣家との位置関係によってはパネルの配置を工夫する必要があります。現地調査の際に、周辺への影響まで見てもらえるかは業者の力量が出るところです。
| 屋根形状 | 特徴 | おすすめメーカー |
|---|---|---|
| 切妻屋根 | 最もパネルが載せやすい標準的な形状 | カナディアンソーラー・ハンファジャパン |
| 寄棟屋根 | 4面に傾斜・三角形スペースが多い | 長州産業・エクソル |
| 片流れ屋根 | 1方向に傾斜・南向きなら最高効率 | カナディアンソーラー・ハンファジャパン |
| 陸屋根 | 平ら・架台で角度を調整 | いずれのメーカーでも対応可 |
| 複雑な形状 | ドーマー窓あり・特殊形状 | 長州産業・フジプレアム(軽量) |
熊谷市の補助制度では高断熱窓が一律5万円と、蓄電池と同額に設定されています。断熱ドアも3万円です。
猛暑で知られる熊谷市では、発電量を増やすことと、熱の侵入を抑えることが両輪になります。太陽光で電気をつくっても、窓から熱が入り続ければ冷房費は下がりません。
太陽光の工事で足場を組むタイミングは、住まい全体の性能を見直す機会でもあります。同じ年度内なら太陽光10万円+蓄電池5万円+高断熱窓5万円で20万円分の補助になります。
築年数を重ねた住宅では、屋根の耐荷重も気になるところです。従来のガラス製パネルでは設置できなかった屋根にも対応できる最新技術が登場しています。
| 手口 | 具体例 | 対処法 |
|---|---|---|
| 現金交付だと説明する | 「10万円が振り込まれます」 | 熊谷市はクマPAY(電子マネー)で交付 |
| 条例を把握していない | 「届出は不要です」(確認せずに断言) | 市の条例・ガイドラインを確認する |
| 契約急がせ | 「今日中に決めないと特別価格が終わります」 | その日は決断しない |
| 偽の値引き | 「300万円→100万円!」(元値が相場の3倍) | kW単価で相場と比較する |
| 内訳不明 | 「工事費一式:○○万円」のみ | 領収書に設備ごとの内訳が必要 |
熊谷市で特に注意したいのが1つ目です。補助金は地域電子マネー「クマPAY」で交付されます。現金振込だと説明する業者は、熊谷市の制度を把握していません。この点を誤解したまま資金計画を立てると、後で辻褄が合わなくなります。
2つ目も重要です。熊谷市には太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例があります。確認せずに「届出は不要」と断言する業者には注意してください。
訪問販売や電話勧誘で契約してしまった場合でも、契約書を受け取った日から8日以内であれば無条件でキャンセルできます。これが「クーリングオフ制度」です。
| 対象 | 訪問販売・電話勧誘による契約 |
| 期限 | 契約書受取日から8日以内 |
| 方法 | 書面(特定記録郵便)またはメール(記録を残す) |
| 費用 | 無料(違約金も不要) |
| 窓口 | 連絡先 |
|---|---|
| 消費者ホットライン | 188(局番なし) |
| 熊谷市 環境政策課(江南庁舎2階) | 048-536-1547 |
| 埼玉県の補助金(KANNET) | 048-767-6151 |
窓口は江南庁舎2階です。本庁舎ではないため、直接持参する場合は場所にご注意ください。窓口申請のほか、郵送申請と電子申請にも対応しています。
ここでは、熊谷市で太陽光発電の導入を考えるときに想定される場面を、代表的なパターンとして取り上げます。特定の誰かの実体験ではなく、判断の手がかりとして役立つ考え方をまとめたものです。実際の費用や補助額は、年度・住まいの状況・適用条件によって変わります。
①クマPAYの登録を先に済ませておく
熊谷市の補助金は現金ではなく地域電子マネー「クマPAY」で交付されます。そして会員登録が申請の前提条件です。
工事が終わってから慌てて登録するより、契約の段階でアプリを入れておくほうがスムーズです。先着順の制度なので、申請が1日でも早いほうが安全という事情もあります。スマートフォンの操作に不安がある方は、環境政策課へ事前に相談してください。市内で日用品や食料品に使えるので、実質的な家計への効果は現金と大きく変わりません。ただし市外での利用や貯蓄はできない点は理解しておきましょう。
②猛暑対策としての太陽光という考え方
熊谷市の夏は厳しく、エアコンなしでは過ごせません。冷房費を気にして温度設定を我慢する、という話もよく聞きます。
ここで太陽光が効いてきます。冷房を最も使う日中こそ、発電量が最大になる時間帯だからです。つくった電気をそのまま冷房に回せば、電力会社から買う量が減ります。我慢せずにエアコンを使えるようになることは、猛暑地域では健康面での意味も大きいはずです。さらに熊谷市は高断熱窓に5万円の補助を出しています。窓から入る熱を抑えれば冷房の効きも変わるので、太陽光とあわせて検討する価値があります。
③条例の存在を業者と共有しておく
熊谷市には「太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例」とガイドラインがあります。他市にはあまりない仕組みです。
屋根への標準的な設置なら通常は問題になりませんが、地上設置や規模の大きい設備では届出が必要になる場合があります。また補助金の交付要件にも光の反射や騒音への配慮が含まれています。見積もりの段階で「熊谷市の条例に該当しますか」と聞いておけば、後から問題が出ることを防げます。市内で実績のある業者なら即答できるはずで、この質問は業者の力量を測る目安にもなります。
④複数設備をまとめて申請する
熊谷市は対象設備が10種類あり、複数種類をあわせて申請できます。同じ種類を複数申請することはできませんが、種類が違えば問題ありません。
太陽光10万円に蓄電池5万円を足せば15万円分。さらに高断熱窓5万円を加えれば20万円分になります。V2HとEVまで含めれば30万円分です。同じ年度内に導入する予定のものがあれば、まとめて計画したほうが有利です。ただし設置日が令和8年4月1日から令和9年3月31日までという条件があり、予算に達すれば途中で受付が終了します。年度をまたぐ計画にする場合は、翌年度も同じ制度が続く保証はない点にご注意ください。
1kWあたり2万円で上限10万円です。5kWで上限に達します。太陽電池モジュールの最大出力値の小数点以下第2位までを算出した数字で計算し、1,000円未満は切り捨てとなります。制度名は「熊谷市再生可能エネルギー・省エネルギー設備設置費補助金」です。
もらえません。熊谷市は補助金を地域電子マネー「クマPAY」で交付します。そのためクマPAYの会員登録が申請の前提条件です。市内の加盟店で使える電子マネーで、現金として引き出すことはできません。スマートフォンをお持ちでない方は、事前に環境政策課(048-536-1547)へご相談ください。
一律5万円です。太陽光と組み合わせれば合計15万円分になります。なお蓄電システムには耐用年数6年が設定されており、その期間は使用を継続する必要があります。また同一世帯で同じ種類の設備を複数申請することはできません。
ありません。熊谷市は設置後に申請する事後申請型です。設置日(工事完了日または設備引渡日)が令和8年4月1日から令和9年3月31日までの機器が対象になります。契約日や着工日ではなく、工事完了日が基準になる点にご注意ください。
できます。熊谷市の対象設備は太陽光発電システム・蓄電システム・エネファーム・高効率給湯器・木質バイオマス燃焼機器・高効率空調機器・高断熱窓・断熱ドア・電気自動車等・V2Hの10種類で、複数種類の申請が可能です。ただし同一世帯で同じ種類の設備を複数申請することはできません。
環境政策課(江南庁舎2階)への窓口申請、郵送申請、または電子申請(パソコン・スマートフォン)から選べます。補助金交付申請書(様式第1号)と添付書類を提出します。窓口は本庁舎ではなく江南庁舎なので、持参する場合は場所にご注意ください。
交付決定通知書は申請書受付の翌月(月締めのため、申請月の翌月中旬から下旬頃)に送付されます。ただし4月受付分の交付決定は6月中旬から下旬の予定です。申請から交付まで1〜2か月かかると見込んでおいてください。
できません。設備ごとに耐用年数が設定されており、その期間中は使用を継続する義務があります。太陽光発電システムは17年、蓄電システムは6年です。またこの期間中に再度同じ種類の設備で補助金を申請することもできません。
あります。「熊谷市太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例」と「太陽光発電施設等の設置に関するガイドライン」が定められています。屋根への標準的な設置であれば通常は問題ありませんが、地上設置や規模の大きい設備では届出が必要になる場合があります。また補助金の交付要件にも、光の反射や騒音等の発生防止に配慮し周辺環境の保全に努めることが含まれています。詳細は環境政策課へご確認ください。
できません。補助対象となるのは未使用品(新品)に限られます。また個人による設置も対象外です。市税の滞納がないことも要件で、環境政策課から関係部署に確認する形になりますが、同意しない場合は熊谷市発行の市税納税証明書の添付が必要です。
領収書に補助対象設備の金額が判別できる記載が必要です。市は具体例として、太陽光発電システムが150万円(税抜)、蓄電池が140万円(税抜)、補助対象外経費(住宅本体の工事費・登記費用・印紙代など)が2,981万円、領収合計額が3,300万円(税込)という場合の記載方法を案内しています。ハウスメーカーに内訳の記載を依頼しておいてください。
使えません。埼玉県の「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」は、令和8年度の太陽光発電設備・太陽熱利用システムについて補助金申請額が予算額に達したため受付を終了しています。蓄電池(1件10万円)・エネファーム(1件5万円)は引き続き受付中です。なお県の補助金を利用するには「埼玉県省エネ・再エネ活用設備あんしん事業者認定制度」で認定を受けた事業者との契約が必要です。
熊谷市は「申請期間中でも、予算額に達した場合は受付を終了させていただくことがあります」としています。先着順の制度のため、設置が済んだら速やかに申請するのが確実です。最新の受付状況は熊谷市公式サイトまたは環境政策課(048-536-1547)でご確認ください。
太陽光のみの場合、電気代の削減と売電収入を合わせておおむね11〜14年程度が目安です。熊谷市は夏の冷房需要が大きく、日中の自家消費が進みやすいため、条件次第ではこれより早まる可能性もあります。ただし回収年数は日照条件・電気使用量・設置容量・業者の価格によって大きく異なるため、複数社の見積もりを比較したうえで判断してください。
パワーコンディショナーの寿命は一般的に10〜15年程度で、交換費用の目安は10〜20万円程度です。熊谷市は太陽光の耐用年数を17年と定めているため、途中でのパワコン交換は想定しておく必要があります。定期点検の際に動作確認を行い、早めに対処することが重要です。
熊谷市の「再生可能エネルギー・省エネルギー設備設置費補助金」は、太陽光が1kWあたり2万円・上限10万円、蓄電池が5万円、V2Hが10万円という制度です。対象設備は10種類あり、複数種類をあわせて申請できます。
押さえるべきポイントは4つです。
猛暑で知られる熊谷市では、冷房を最も使う日中が発電のピークと重なるという相性のよさがあります。高断熱窓の補助5万円とあわせて、住まい全体の暑さ対策として考える価値があります。
また補助金10万円より、業者間の価格差(5kWで30万円前後)のほうが実質負担への影響ははるかに大きくなります。しかも補助金はクマPAYでの交付なので、現金支出を減らすのは価格交渉のほうです。複数社の見積もり比較は欠かせません。
まずは複数の業者に無料相談・無料見積もりを依頼してください。あわせてクマPAYの会員登録も済ませておくと、設置後すぐに申請できます。
📋 免責・参照情報
本記事の情報は2026年8月時点のものです。補助金制度は年度ごとに変更になる場合があり、金額・条件・申請期間が変わることがあります。また予算額に達した場合は年度途中で受付が終了します。太陽光発電設備の設置にあたっては、熊谷市の条例・ガイドラインへの適合を必ずご確認ください。最新情報は熊谷市・埼玉県・KANNETの公式サイトをご確認ください。
出典:熊谷市「令和8年度再生可能エネルギー・省エネルギー設備設置費補助金のご案内」「熊谷市太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例」「太陽光発電施設等の設置に関するガイドライン」、埼玉県「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」、NPO法人環境ネットワーク埼玉(KANNET)、経済産業省 資源エネルギー庁の公表資料