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「電気代が高すぎる……」
「太陽光発電を設置したいけど、川口市の補助金はいくら出るの?」
川口市には市独自の「地球温暖化対策活動支援金」があり、太陽光発電システムに上限16万円が交付されます。しかもこの金額には条件があり、市内業者を使うか市外業者を使うかで支援金が2倍変わります。
一方、埼玉県の補助金(太陽光上限35万円)は令和8年度分がすでに受付終了しています。本記事では、川口市で今使える制度と、来年度に向けた準備の進め方を解説します。
川口市が実施しているのは「川口市地球温暖化対策活動支援金」です。温室効果ガス削減やエネルギーの効率的な利用を促進するため、地球温暖化対策活動に取り組んだ方へ支援金を交付する制度です。
川口市の制度で最も大きな特徴がこれです。対象システムの設置に市内業者を活用した場合、支援金額が増額されます。太陽光発電システムの場合、その差は2倍です。
| 設備 | 市内業者を活用 | 市内業者以外 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 太陽光発電システム | 上限160,000円 | 上限80,000円 | 8万円 |
| 定置用リチウムイオン蓄電池 | 上限160,000円 | 上限80,000円 | 8万円 |
太陽光と蓄電池をセットで導入する場合、市内業者を選ぶかどうかで合計16万円の差がつきます。業者選びが金額に直結する制度です。
支援金額は設置費に2分の1を乗じて得た額(1,000円未満切捨て)で、上限額を超える場合は上限額までとなります。つまり太陽光の設置費が32万円以上あれば、市内業者なら上限16万円に達する計算です。一般的な戸建ての設置費は100万円を超えるため、多くの場合は上限額が交付されることになります。
「市内業者」の定義に注意:川口市が定める市内業者とは、川口市内に本店登記を有する法人、または市内に住所を有し、かつ事業所を有する個人事業主です。市内に営業所があるだけでは該当しない可能性があります。また「市内業者の活用」とは、市内業者とシステム設置等の契約を締結し、かつ申請者と当該業者との間で費用の支払いおよび領収書の発行が行われることを指します。
川口市の支援金は対象システムが10種類あり、埼玉県内でも屈指の幅広さです。
雨水貯留施設や生ごみ処理容器まで含まれているのが川口市の特徴です。なお市内業者活用による増額は、FCVと電気自動車を除くすべてのシステムが対象です。
複数のシステムを申請する場合は、システムごとに申請書類を一式揃えて提出する必要があります。また同一のシステムについて、支援金の申請は1世帯につき1件までです。
川口市は予算額と予算残額を公式サイトで公表しています。令和8年度の当初予算額は6,118万円で、令和8年6月30日時点の予算残額は5,244万円(85.7%)でした。
受付開始から約1か月半で15%弱の消化ペースです。年度末まで余裕がありそうにも見えますが、太陽光は1件あたり最大16万円と金額が大きいため、申請が集中すれば消化は加速します。
※予算残額は随時更新されます。上記は令和8年6月30日時点の公表値です。最新の状況は川口市公式サイトでご確認ください。
川口市の支援金とは別に、埼玉県も「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」を実施しています。金額は市の制度より大きく、太陽光は1kWあたり7万円(上限35万円)、蓄電池は1件10万円です。
ただし令和8年度の太陽光発電設備・太陽熱利用システムについては、補助金申請額が予算額に達したため受付を終了しています。令和8年5月18日に受付を開始しましたが、短期間で枠が埋まりました。蓄電池・エネファームは引き続き受付中です。
県と市の併用可否について:埼玉県の補助金には「補助対象設備を同じくする国の補助事業及び国庫支出金を財源とする市町村の補助事業等との併用ではないこと」という条件があります。川口市の支援金と併用できるかどうかは財源の扱いによるため、併用を前提に計画を立てる場合は、事前に川口市(048-228-5320)と埼玉県の補助金窓口(KANNET 048-767-6151)の双方にご確認ください。
川口市の支援金はすべて事後申請ですが、提出が必須の写真は3種類あり、そのうち1つは「設置前の写真」です。
パネルが載ってしまえば設置前の屋根は二度と撮れません。工事日程が決まったら、業者に「川口市の支援金申請で設置前の写真が必要」と伝えておいてください。この一言で16万円を守れます。
住宅の全景写真については、できるだけ住宅全体の様子が確認できるように撮影されたものを添付するよう案内されています。
市内業者を活用して増額を受ける場合、通常の書類に加えて業者側の証明書類が必要になります。
| 業者の形態 | 必要な追加書類 |
|---|---|
| 市内に本店を有する法人 | 市内業者の法人登記事項証明書の写し(発行から1年以内) |
| 市内にある個人事業主 | 市内個人事業主の住民票の写し(発行から1年以内) |
いずれも契約業者に発行を依頼する書類です。契約の段階で「増額申請に必要なので、登記事項証明書をお願いします」と伝えておくとスムーズです。発行から1年以内という条件があるため、古い書類は使えません。
申請書の提出先は川口市朝日4-21-33の朝日環境センター(リサイクルプラザ棟3階)にある環境総務課です。市は「市役所本庁舎、支所等では受付できません」と明記しています。
提出方法は3つあります。
| 方法 | 注意点 |
|---|---|
| 電子申請 | 各システムのページから申請可能。もっとも手軽 |
| 郵送 | 簡易書留など配達履歴の確認が可能な方法に限る |
| 持参 | 受付時間は午前9時から午後4時30分 |
電子申請に対応しているのは大きな利点です。ただし一時保存はキャッシュに保存されるため、同一端末から他の申請を一時保存すると入力内容が上書きされる点に注意が必要です。
申請受付期間は令和8年5月11日から予算額に達した日まで(先着順)です。予算がある場合でも令和9年3月15日で受付終了となります。
川口市には他市であまり見かけない仕組みがあります。予算額に達した日に申請されたものは、当日の申請数に応じて按分して交付を行うというルールです。
つまり最後の1日に申請が集中した場合、全員が全額を受け取れるのではなく、残った予算を申請者で分け合う形になります。ゼロにはなりませんが、満額は受け取れない可能性があるということです。予算残額が少なくなってきたら、早めに動くに越したことはありません。
注目したいのは1kW以上という基準の低さです。他市では3kW以上を条件とするところもあるなか、川口市は小規模な設置でも対象になります。
また同システムが設置された新築の住宅を購入し、継続して使用する活動も対象です。建売住宅の購入者も申請できます。
| ケース | 扱い |
|---|---|
| PPA(電力販売契約) | 対象外 |
| リース | 対象外 |
| 増設 | 対象外 |
| 中古品 | 対象外 |
| 市税(市民税・固定資産税・都市計画税・軽自動車税)に滞納がある | 対象外 |
| 市外への転出予定がある | 対象外 |
初期費用0円を謳うPPAやリースは対象外です。自己資金またはローンで購入する必要があります。既設の太陽光への増設も対象外なので、この点も注意してください。
また送料・支払手数料・製品保証料などは支援対象経費に含まれません。支援金の振込口座に指定できるのは申請者名義の口座のみです。
市内業者を選ぶかどうかで、実質負担がどう変わるかを整理しました。
| パターン | 設置費用 | 市の支援金 | 実質負担 |
|---|---|---|---|
| 5kW太陽光・市外業者 | 約135万円 | 8万円 | 約127万円 |
| 5kW太陽光・市内業者 | 約135万円 | 16万円 | 約119万円 |
| 5kW太陽光+7kWh蓄電池・市外業者 | 約220万円 | 16万円(8万+8万) | 約204万円 |
| 5kW太陽光+7kWh蓄電池・市内業者 | 約220万円 | 32万円(16万+16万) | 約188万円 |
太陽光と蓄電池をセットで導入する場合、市内業者を選ぶだけで16万円の差が生まれます。これは埼玉県の蓄電池補助金10万円を上回る額です。
ただし注意点があります。市内業者だから安いとは限りません。支援金で16万円得をしても、見積もりが市外業者より20万円高ければ意味がありません。市内業者・市外業者の双方から見積もりを取り、支援金を含めた実質負担額で比較するのが正しい進め方です。
太陽光単体での投資回収は、電気代の削減と売電収入を合わせておおむね10〜13年程度が目安です。市内業者で16万円の支援を受けられれば、回収年数はいくらか短縮できます。
※価格・支援金額はシミュレーション例です。機種・工事内容・適用条件で変動します。支援金額は設置費に2分の1を乗じて得た額(1,000円未満切捨て)で、上限額を超える場合は上限額までとなります。令和8年度の金額・条件は川口市公式サイトでご確認ください。
業者選びが太陽光発電導入の成否を左右します。川口市では市内業者かどうかで支援金が2倍変わるため、業者の所在地が金額に直結します。ただし市内業者が必ず安いとは限らないため、支援金込みの実質負担で比較することが重要です。以下のランキングは、埼玉県内の施工実績・自社施工体制・価格透明性・保証内容・口コミを総合評価したものです。
見積もり時に必ず確認してください:①川口市内に本店登記(または事業所)がありますか ②埼玉県のあんしん事業者認定を受けていますか。①は市の支援金の増額、②は県の補助金の申請要件に関わります。埼玉県の補助金は、認定を受けた事業者と契約していなければ交付されません。
| 業者名 | 施工 | 補助金対応 | 価格 | 保証 |
|---|---|---|---|---|
| ソーラーパートナーズ | 紹介サービス | 相見積もり最安 | 業者による | |
| エコ発電本舗 | 自社施工 | 業界最安水準 | 工事保証15年 | |
| タイナビ | 紹介サービス | 相見積もり最安 | 業者による |

エコ発電本舗は、東京都豊島区に本社を置く、蓄電池・太陽光発電の販売および設置業者です。
昭和44年創業で50年以上営業しており、サイトの利用者は月間12万人と信頼性の高さがうかがえます。
蓄電池設置は、自社とメーカー推奨の提携業者で行っており、迅速な対応を強みとしています。
蓄電池本体に最長15年間の保証がつき、施工保証も業界最長クラスの15年間です。全国の工事業者と提携しているので、充実したアフターサポートが受けられます。
| 運営会社名 | 株式会社ゼロホーム |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都豊島区西池袋5丁目13-12MKビル5F |
| 事業内容 | 太陽光発電・蓄電池・V2Hの販売施工、電気工事、屋根工事全般 |
| 対応エリア | 東京都全域・全国対応(北海道のみ対象外) |
| 補助金サポート | あり |
| 保証・アフターサポート | 商品保証:最長15年間、容量保証:最長15年間、災害補償:最長15年間、施工保証:最長15年間 |
| 主要取引先・提携メーカー | テスラ、ニチコン、パナソニック、シャープ、長州産業、ソーラーフロンティア、三菱電機、東芝、京セラ、ハンファQセルズジャパン、カナディアンソーラー、サンテックパワー、ダイキン、日立、日本電気 |
| 許認可・登録情報 | 太陽光発電アドバーザー、二級建築士、一級建築施工管理技士ほか |
| 支払い方法 | 記載なし |

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ソーラーパートナーズは、東京都新宿区に本社を置く、蓄電池業者一括見積もり業者です。
蓄電池主要メーカーも加盟する太陽光発電協会(JPEA)の加盟企業なので安心感があります。
提携するのは、自社一貫施工・施工実績100棟以上・メーカー保証と工事保証ありなど7つの審査基準を満たす業者のみです。
独自のあんしん完了保証があり、ソーラーパートナーズを介して契約した場合、工事の完了が保証されます。工事代金を支払えば、必ず蓄電池設置をしてもらえるのでリスクは最小限に抑えられます。
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| 運営会社名 | 株式会社ソーラーパートナーズ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区新宿5-18-20 新宿オミビル4F |
| 事業内容 | 太陽光発電と蓄電池の工事会社ネットワーク運営事業 |
| 対応エリア | 東京都他、全国対応 |
| 補助金サポート | 業者によって異なる |
| 保証・アフターサポート | 独自のあんしん完了保証(代金支払い後の工事完了を保証) |
| 主要取引先・提携メーカー | 記載なし |
| 許認可・登録情報 | 建設業許可番号:東京都知事許可(般-4) 第138314号電気工事業届出番号:東京都知事届出 第2910275号 |
| 支払い方法 | 業者によって異なる |
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タイナビ太陽光発電は、東京都品川区に本社を置く、株式会社グッドフェローズが運営する、太陽光発電業者一括見積もり業者です。
一括見積もりでは、これまでに京セラやニチコン、オムロンなどのメーカーの設置実績があり、相場は80~200万円程度となっています。最大5社の見積もりが一度に比較できるので、太陽光発電設置費用がもっとも安い業者を見つけることが可能です。
蓄電池とセットで見積もり依頼を行うこともできます。
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| 運営会社名 | 株式会社グッドフェローズ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田ビル8階 |
| 事業内容 | エネルギーメディア事業(蓄電池・太陽光発電・風力発電の一括見積もりサイト運営) |
| 対応エリア | 東京都全域・他全国対応 |
| 補助金サポート | 業者によって異なる |
| 保証・アフターサポート | 商品保証は基本あり、施工保証・メンテナンス・災害補償は業者によって異なる |
| 主要取引先・提携メーカー | 株式会社NTTスマイルエナジー、株式会社ミツウロコ、イーゲート株式会社、株式会社明成商会、四国電力株式会社 |
| 許認可・登録情報 | 記載なし |
| 支払い方法 | 業者によって異なる |
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川口市は市内業者に依頼すると補助額が2倍になります(本店登記が要件)。地場業者からの見積もりは必ず取っておきましょう。以下は市内および周辺エリアの業者です。
| 所在地 | 川口市西立野1058 ワークオフィスフロンティア206 |
|---|---|
| 電話番号 | 048-280-6170 |
| 所在地 | 川口市上青木西4-11-6 |
|---|---|
| 電話番号 | 048-268-8226 |
| 所在地 | 川口市北原台2-14-37 グランドメルシー北原台 |
|---|---|
| 電話番号 | 048-280-6426 |
※掲載情報は2026年8月時点のものです。所在地・電話番号・対応内容は変更される場合がありますので、お問い合わせ前に各社の公式サイトでご確認ください。埼玉県の「あんしん事業者認定制度」の認定有無や、市の補助金申請への対応可否についても直接ご確認ください。
※各社の所在地およびあんしん事業者認定の有無については、見積もり依頼時に直接ご確認ください。一括見積もりサービスを利用する場合は、紹介された施工会社が川口市内の業者かどうかを個別に確認する必要があります。
業者選びは太陽光発電導入において最も重要なステップです。設置後20〜30年間付き合うパートナーを選ぶつもりで、以下の5つのポイントを必ず確認してください。
川口市の増額を受けるには、業者が市内に本店登記を有する法人、または市内に住所を有しかつ事業所を有する個人事業主である必要があります。
「川口営業所があります」という説明では要件を満たさない可能性があります。本店がどこにあるかを確認してください。申請時には法人登記事項証明書の写し(発行から1年以内)が必要になるため、その発行に応じてもらえるかも聞いておきましょう。
太陽光発電の業者には「自社施工型」と「販売型(下請けに外注)」の2種類があります。自社施工の業者は責任の所在が明確で、トラブル発生時も直接連絡できる環境が整っています。また、下請け業者へ支払う中間マージンがないため、価格も抑えやすい傾向があります。契約前に必ず「施工は自社で行いますか?」と確認しましょう。
なお川口市の増額判定は「契約を締結し、費用の支払いおよび領収書の発行が行われる業者」が基準です。契約先が市内業者であれば要件を満たします。
「工事費一式:150万円」とだけ書かれた見積もりは要注意です。川口市では領収書に他の経費が合算されて太陽光発電システムの経費が判明しない場合、契約業者が発行した「領収書内訳」の添付が必要になります。信頼できる業者は以下の項目を明確に記載した見積書を提示します。
1社だけで決めることは絶対にNGです。川口市の場合は特に、市内業者と市外業者の両方から見積もりを取ることをおすすめします。
市内業者なら支援金が8万円多くなりますが、業者によって同じ容量でも20〜30%の価格差が生じます。5kWで135万円の工事なら、その差は27〜40万円。支援金の差8万円を上回ることは十分にあり得ます。支援金を含めた実質負担額で比較してください。
| 保証の種類 | 内容 | 一般的な期間 |
|---|---|---|
| 製品保証 | パネル・パワコンなど機器が故障した場合に修理・交換 | 10〜15年(最長30年) |
| 出力保証 | 発電量が基準を下回った場合に補償 | 25年(初期出力80%以上) |
| 工事保証 | 施工ミスによる雨漏りなどに対応 | 5〜10年(長州産業は10年) |
川口市の平均的な戸建て住宅(4人家族・月20,000円の電気代)に4〜5kWの太陽光パネルを設置した場合、自家消費によって月7,000〜12,000円の電気代削減が見込めます。年間に換算すると84,000〜144,000円の節約になります。
川口市の交付要件は太陽光パネルの定格出力の合計が1kW以上です。他市では3kW以上を条件とするところもあるなか、この基準は非常に緩やかです。
川口市は東京都に隣接する住宅密集地で、敷地条件が限られる住宅も多くあります。屋根が小さくて大容量を載せられない家庭でも、支援金の対象になるのは実務的に大きな意味があります。
FIT制度(固定価格買取制度)を利用することで、発電した余剰電力を電力会社に売ることができます。2026年度の住宅用買取価格は段階制で、初期の数年間は以前より高い水準に設定されています(具体的な価格・期間は年度で変わるため、経済産業省の公表内容をご確認ください)。
なお川口市の交付要件では「電力会社の電力系統に接続すること」が求められています。FITを利用しない場合は「電力受給契約申込書(FIT認定を受けていない再生可能エネルギー発電設備用)」について電力会社から接続の承認を得たものを提出する必要があります。
川口市は荒川と芝川に挟まれた低地が広がり、水害リスクへの備えが課題となる地域です。蓄電池と太陽光発電をセットで導入することで、停電時でも最低限の電力を確保できます。冷蔵庫・照明・スマートフォンの充電程度であれば、蓄電池1台で丸1〜2日間まかなえます。
川口市の支援金は蓄電池も太陽光と同額(市内業者で上限16万円)のため、セット導入なら合計32万円の支援が受けられます。市の制度としては県内でも手厚い部類です。
メーカー選びは業者選びと並んで重要なステップです。川口市の支援金は設置費の1/2(上限16万円)で計算されるため、設置費が32万円を超えれば上限に達します。一般的な工事なら上限額が交付されるため、メーカー選びは補助金ではなく発電量と価格で判断することになります。
パネル選びの必須条件:川口市の支援金を受けるには、設置した太陽光パネルがJPEA代行申請センターのJP-AC太陽光パネル型式登録リストに「A登録」で登録されている必要があります。検討中の製品が該当するか、業者に確認してください。
| 順位 | メーカー | 全国シェア |
|---|---|---|
| 1位 | カナディアンソーラー | 33.9% |
| 2位 | 長州産業 | 16.7% |
| 3位 | AIKOソーラー | 急伸中 |
| メーカー | 最大変換効率 | kW単価(6kW時) | 出力保証 | 機器保証 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 長州産業 | 20.4% | 23.8万円 | 25年(72%) | 15年 | 狭い屋根・国産・施工保証10年 |
| ハンファジャパン | 24.2% | 23.2万円 | 25年(88.9%) | 25年 | 変換効率トップ・低価格・長期保証 |
| カナディアンソーラー | 22.5% | 24.6万円 | 30年(87.4%) | 25年 | コスパ最高・業界最長保証 |
| AIKOソーラー | 24.3% | 要見積もり | 25年(90.6%) | 15年 | 変換効率世界最高水準 |
| シャープ | 20.2% | 25.7万円 | 20年(80%) | 15年 | 実績・デザイン・蓄電池連携 |
| パナソニック | 21.0% | 28.2万円 | 25年(72%) | 15年 | 国産・高温対応・サポート体制 |
長州産業は単結晶シリコン系太陽光パネルの全工程を自社の国内工場で製造している数少ない国内メーカーです。豊富なパネルサイズのラインナップにより、狭い屋根・複雑な形状にも最大限のパネルを設置できます。業界でも数少ない「施工保証(雨漏り保証)10年」がデフォルトで付いており、住宅が密集する川口市の環境にも適したメーカーです。
新たに発売されたNBCシリーズ(Re.RISE-G3)はバックコンタクト技術を採用し、変換効率24.2%という業界トップクラスの性能を誇ります。出力保証25年・機器保証25年という長期保証体制も充実しています。kW単価23.2万円と海外メーカーならではの価格優位性があります。
最新のTOPHiku6シリーズはTOPConセル技術を採用し、変換効率22.5%を実現。出力保証30年・機器保証25年という業界トップクラスの保証体制が整っています。kW単価24.6万円と、性能・価格・保証のバランスが優れたコストパフォーマンスに定評があります。
川口市は東京都に隣接し、県内でもとくに人口密度が高い地域です。川口駅・西川口駅周辺の市街地では敷地が限られる住宅が多く、屋根面積を確保しにくいケースが少なくありません。一方、安行・神根・戸塚方面には比較的ゆとりのある住宅地も広がります。
屋根が狭い住宅では、変換効率24.3%のAIKOソーラーのように少ない面積で多くの発電量を確保できるパネルが有効です。長州産業も正方形・台形・小型・大型と豊富なサイズ展開を持ち、複雑な形状の屋根に合わせた最適化がしやすいメーカーです。
川口市の支援金は1kW以上から対象になるため、小さな屋根でも申請できます。設置費が32万円を超えれば上限16万円に達するので、容量が小さくても支援額は変わりません。この点は狭小住宅にとって有利な設計です。
| 屋根形状 | 特徴 | おすすめメーカー |
|---|---|---|
| 切妻屋根 | 最もパネルが載せやすい標準的な形状 | カナディアンソーラー・ハンファジャパン |
| 寄棟屋根 | 4面に傾斜・三角形スペースが多い | 長州産業・エクソル |
| 片流れ屋根 | 1方向に傾斜・南向きなら最高効率 | カナディアンソーラー・ハンファジャパン |
| 陸屋根 | 平ら・架台で角度を調整 | いずれのメーカーでも対応可 |
| 複雑な形状 | ドーマー窓あり・特殊形状 | 長州産業・フジプレアム(軽量) |
築年数を重ねた住宅では、屋根の耐荷重が気になるところです。従来のガラス製パネルでは設置できなかった屋根にも対応できる最新技術が登場しています。
ただし川口市の支援金を受けるには、パネルがJP-AC太陽光パネル型式登録リストにA登録されている必要があります。軽量パネルを検討する場合も、この点を業者に確認してください。
| 手口 | 具体例 | 対処法 |
|---|---|---|
| 市内業者を装う | 「川口に営業所があるので増額されます」 | 要件は本店登記。登記事項証明書で確認 |
| 終了した補助金を語る | 「県の補助金35万円が使えます」 | 令和8年度の太陽光枠は受付終了済み |
| 契約急がせ | 「今日中に決めないと特別価格が終わります」 | その日は決断しない |
| 偽の値引き | 「300万円→100万円!」(元値が相場の3倍) | kW単価で相場と比較する |
| 内訳不明 | 「工事費一式:○○万円」のみ | 領収書内訳がないと申請できない |
川口市で特に警戒すべきは1つ目です。増額の要件は「市内に本店登記を有する法人」または「市内に住所を有しかつ事業所を有する個人事業主」です。営業所や支店があるだけでは要件を満たさない可能性があります。申請時に法人登記事項証明書の写しが必要になるため、そこで判明します。
2つ目も要注意です。埼玉県の太陽光補助は令和8年度分の受付を終了しています。「県から35万円」という説明は現状に合っていません。
訪問販売や電話勧誘で契約してしまった場合でも、契約書を受け取った日から8日以内であれば無条件でキャンセルできます。これが「クーリングオフ制度」です。
| 対象 | 訪問販売・電話勧誘による契約 |
| 期限 | 契約書受取日から8日以内 |
| 方法 | 書面(特定記録郵便)またはメール(記録を残す) |
| 費用 | 無料(違約金も不要) |
| 窓口 | 連絡先 |
|---|---|
| 消費者ホットライン | 188(局番なし) |
| 川口市 環境総務課 地球温暖化対策係 | 048-228-5320(直通) 受付8時30分〜17時15分/〒332-0001 川口市朝日4-21-33(朝日環境センター・リサイクルプラザ棟3階) |
| 埼玉県の補助金(KANNET) | 048-767-6151 |
ここでは、川口市で太陽光発電の導入を考えるときに想定される場面を、代表的なパターンとして取り上げます。特定の誰かの実体験ではなく、判断の手がかりとして役立つ考え方をまとめたものです。実際の費用や支援額は、年度・住まいの状況・適用条件によって変わります。
①市内業者と市外業者を同じ土俵で比べる
川口市の支援金は市内業者を使うと2倍になります。太陽光と蓄電池をセットで入れれば、その差は16万円。魅力的な数字です。
ただし「市内業者なら得」と短絡しないでください。業者間の価格差は同じ容量でも20〜30%生じます。5kWで135万円の工事なら30万円前後の開きが出ることもあり、支援金の差8万円を軽く上回ります。正しい比較の仕方は、市内業者と市外業者の両方から見積もりを取り、それぞれの支援金額を引いた実質負担額で並べることです。市内業者のほうが安ければ迷う理由はありませんし、市外業者が大幅に安ければそちらが正解になることもあります。
②屋根が小さくても諦めなくていい
川口市は住宅が密集する地域が多く、「うちの屋根では大した容量が載らないから補助金の対象外だろう」と考える方もいます。ところが川口市の交付要件は定格出力の合計が1kW以上。かなり緩やかな基準です。
しかも支援金は設置費の1/2で上限16万円ですから、設置費が32万円を超えれば容量にかかわらず上限額に達します。3kWの小さなシステムでも、5kWのシステムと同じ16万円が受け取れる計算です。容量あたりの支援額で見れば、小さい屋根のほうが有利とも言えます。まずは現地調査を受けて、何kW載るのかを確かめるところから始めてください。
③工事前に写真の段取りを済ませる
川口市の支援金は事後申請ですが、提出必須の写真に「設置前の写真」が含まれています。屋根に何もない状態の写真は、パネルが載ってしまえば撮り直せません。
工事日程が決まった段階で、業者に「川口市の支援金申請で設置前の写真が必要です」と伝えておいてください。慣れた業者なら言われなくても撮りますが、確認しておいて損はありません。あわせて太陽光パネルのレイアウトが確認できる図面、電力系統への接続を示す書面、システム概要書も業者に発行を依頼する書類です。契約時にまとめてお願いしておくと、申請の段階で慌てずに済みます。
④来年5月の県の補助金も視野に入れる
埼玉県の補助金は太陽光1kWあたり7万円・上限35万円と、市の支援金を大きく上回ります。ただし令和8年度分はすでに受付終了。令和7年度も受付開始から約1か月で終わっており、2年連続で早期に枠が消えています。
来年度を狙うなら、5月の受付開始日に申請できる準備が必要です。県の補助金には「あんしん事業者」との契約が必須という条件もあり、未認定の業者と契約すれば1円も出ません。今のうちに業者を選び、あんしん事業者かどうかを確認しておくことが唯一の対策になります。なお県と市の併用可否は財源の扱いによるため、両方を前提に計画する場合は事前に双方へ確認してください。
市内業者を活用した場合は1システム上限160,000円、市内業者以外による設置の場合は上限80,000円です。支援金額は設置費に2分の1を乗じて得た額(1,000円未満切捨て)で、上限額を超える場合は上限額までとなります。制度名は「川口市地球温暖化対策活動支援金」です。
川口市内に本店登記を有する法人、または市内に住所を有しかつ事業所を有する個人事業主です。市内に営業所や支店があるだけでは要件を満たさない可能性があります。また「市内業者の活用」とは、市内業者とシステム設置等の契約を締結し、かつ申請者と当該業者との間で費用の支払いおよび領収書の発行が行われることを指します。申請時には法人登記事項証明書の写し(発行から1年以内)または個人事業主の住民票の写しが必要です。
太陽光と同額で、市内業者を活用した場合は上限160,000円、市内業者以外の場合は上限80,000円です。設置費に2分の1を乗じて得た額(1,000円未満切捨て)が支援額となります。対象となるのは、当該年度または前年度に一般社団法人環境共創イニシアチブ「ZEH支援事業」の補助対象機器として指定されたシステムです。
川口市は予算残額を公式サイトで公表しています。令和8年度の当初予算額は6,118万円で、令和8年6月30日時点の予算残額は5,244万円(85.7%)でした。受付は令和8年5月11日から予算額に達した日まで(先着順)で、予算がある場合でも令和9年3月15日で終了します。最新の予算残額は川口市公式サイトでご確認ください。
川口市には独自のルールがあり、予算額に達した日に申請されたものは、当日の申請数に応じて按分して交付が行われます。つまり最後の1日に申請が集中した場合、全員が満額を受け取れるのではなく、残った予算を申請者で分け合う形になります。ゼロにはなりませんが、上限額に届かない可能性があるということです。
ありません。川口市の支援金はすべて事後申請です。ただし提出必須の写真に「設置前の写真」が含まれているため、工事が始まる前に撮影しておく必要があります。パネルが設置された後では撮れないので、業者に事前に依頼してください。なおシステムの引渡日が令和8年3月1日以降であることが要件です。
できます。川口市は電子申請に対応しており、各システムのページから申請できます。郵送(簡易書留など配達履歴の確認が可能な方法に限る)や持参も可能です。持参の場合の受付時間は午前9時から午後4時30分で、提出先は朝日環境センター(リサイクルプラザ棟3階)の環境総務課です。市役所本庁舎や支所では受付できません。
対象外です。川口市はPPA(電力販売契約)およびリースを対象外としています。また既設システムへの増設や中古品も対象外です。設置・購入した機器等は申請者自身が居住地にて使用するもので、譲渡・転売等を目的としていないことが条件になります。
対象になります。太陽光発電システムが設置された新築の住宅を購入し、同システムを継続して使用する活動も交付対象とされています。この場合、設置前の写真は更地の写真で代用できます。ただし増設・PPA・リースは対象外です。
太陽光パネルの定格出力の合計が1kW以上であれば対象です。他市では3kW以上を条件とするところもあるなか、川口市の基準は緩やかです。また支援金は設置費の1/2で上限16万円のため、設置費が32万円を超えれば容量にかかわらず上限額に達します。屋根が小さい住宅でも十分に活用できる制度です。
使えません。埼玉県の「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」は、令和8年度の太陽光発電設備・太陽熱利用システムについて補助金申請額が予算額に達したため受付を終了しています。蓄電池・エネファームは引き続き受付中です。なお県の補助金を利用するには「埼玉県省エネ・再エネ活用設備あんしん事業者認定制度」で認定を受けた事業者との契約が必要です。
埼玉県の補助金には「補助対象設備を同じくする国の補助事業及び国庫支出金を財源とする市町村の補助事業等との併用ではないこと」という条件があります。川口市の支援金と併用できるかは財源の扱いによるため、併用を前提に計画する場合は事前に川口市(048-228-5320)と埼玉県の補助金窓口(KANNET 048-767-6151)の双方にご確認ください。
なりません。設置した太陽光パネルがJPEA代行申請センターのJP-AC太陽光パネル型式登録リストに「A登録」で登録されている必要があります。また電力会社の電力系統に接続することも要件です。検討中の製品が該当するか、契約前に業者へ確認してください。
太陽光のみの場合、電気代の削減と売電収入を合わせておおむね10〜13年程度が目安です。川口市の支援金を市内業者で16万円受けられれば、回収年数はいくらか短縮できます。ただし回収年数は日照条件・電気使用量・設置容量・業者の価格によって大きく異なるため、複数社の見積もりを比較したうえで判断してください。
パワーコンディショナーの寿命は一般的に10〜15年程度で、交換費用の目安は10〜20万円程度です。定期点検の際に動作確認を行い、早めに対処することが重要です。
川口市は「地球温暖化対策活動支援金」として、太陽光発電システムに市内業者活用で上限16万円、市外業者で上限8万円を交付しています。蓄電池も同額のため、セット導入なら市内業者で最大32万円になります。
押さえるべきポイントは3つです。
ただし市内業者だから安いとは限りません。業者間の価格差は20〜30%生じ、5kWなら30万円前後の開きになることもあります。支援金の差8万円を上回るため、市内・市外の双方から見積もりを取り、支援金を引いた実質負担額で比較してください。
また埼玉県の補助金(太陽光上限35万円)は令和8年度分の受付を終了しています。来年度を狙うなら、5月の受付開始日に申請できるよう、今のうちに業者選定とあんしん事業者の確認を進めておくことが有効です。
まずは複数の業者に無料相談・無料見積もりを依頼し、川口市の支援金を活用したプランを比較してみてください。
📋 免責・参照情報
本記事の補助金情報は2026年8月時点のものです。補助金制度は年度ごとに変更になる場合があり、金額・条件・申請期間が変わることがあります。また先着順のため、年度途中で受付が終了する場合があります。川口市の支援金と埼玉県の補助金の併用可否については、必ず事前に各窓口へご確認ください。最新情報は川口市・埼玉県・KANNETの公式サイト、国の各補助事業の公式情報をご確認ください。
出典:川口市「令和8年度 川口市地球温暖化対策活動支援金総合案内」「太陽光発電システム申請について」「定置用リチウムイオン蓄電池申請について」、埼玉県「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」、NPO法人環境ネットワーク埼玉(KANNET)、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)、経済産業省 資源エネルギー庁の公表資料