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更新日:2026年11月3日/一次情報の確認日:2026年10月25日(募集状況は2026年11月2日)
「共同購入の案内が届いたけれど、参加したほうがいいの?」
東京都と千葉県では、自治体と協定を結んだ事業者が、太陽光パネルと蓄電池の共同購入の参加者を募集しています(神奈川県の参加登録の受付期間は2026年10月29日までで、すでに過ぎています)。参加しても購入の義務はなく、共同購入の見積もりと、自分で選んだ業者の見積もりを比べてから決められます。この記事では、両方の違いと、どちらが向いているかの判断のしかたを整理します。
【結論】共同購入は、入札で決まった価格の見積もりを受け取れるのが強みですが、施工事業者やメーカー・機種は自分で選べません。業者に直接見積もりを頼む方法は、業者・機種・工事の時期を自分で選べ、補助金の申請を代行してもらえる業者もあります。共同購入に登録しても購入の義務はないので、両方の見積もりを同じ条件で並べてから決めるのが確実です。
| 共同購入 | 業者に見積もりを頼む | |
|---|---|---|
| 価格の決まり方 | 事前審査を通った事業者の入札で決まる | 業者ごとの見積もり。複数社を比べて決める |
| 施工事業者 | 住んでいるエリアに応じて決まり、選べない | 自分で選べる |
| メーカー・機種 | 入札で決まる。特定の型番の指定には向かない | 業者が扱う中から選べる |
| 時期 | 募集期間・入札の時期が決まっている | いつでも頼める |
| 購入の義務 | 参加しても購入の義務はない(東京都) | 見積もりを取るだけなら契約の義務はない |
共同購入は、購入を希望する人をまとめて募集し、規模のメリットで価格を下げるしくみです。東京都環境局によると、都と協定を結んだ事業者が購入希望者を募集し、「参加登録」→「入札」→「見積もりの確認と購入の判断」という流れで進みます。
| 手順 | 内容(東京都の場合) |
|---|---|
| 1. 参加登録 | 専用サイトなどから登録する |
| 2. 入札 | 入札前の審査(財務状況、電気工事業の許可、保険加入など)と面談を経た事業者が入札に参加する |
| 3. 見積もりの確認と購入の判断 | 参考見積もりと施工事業者の案内を見て、購入するかを決める。参加しても購入の義務はない |
東京都・神奈川県・千葉県とも、事務局はアイチューザー株式会社(みんなのおうちに太陽光事務局)です。東京都は、事業を行う事業者は都を代理する権限を持たず、都は事業者の資力や信用を保証しないと明記しています。神奈川県も、県と協定を結んでいる事業者はアイチューザー株式会社のみと案内し、似たチラシへの注意を呼びかけています。
募集の期間は都県ごとに違います。神奈川県の参加登録の受付期間は10月29日までで、すでに過ぎています。県のページには、11月2日時点で次の募集の案内はありません。
| 都県 | 参加登録の期間 | ポイント |
|---|---|---|
| 東京都 | 第2次:2026年10月1日〜2027年3月31日 | 10月28日以降に参考見積もりと施工事業者の案内。施工事業者はエリアに応じて決まり、選べない |
| 神奈川県 | 2026年10月29日までで受付期間は終了(9月17日から延長されていた) | 太陽光(10kW未満)、太陽光+蓄電池、蓄電池の3プラン。設置事業者は選べず、市区町村ごとに異なる |
| 千葉県 | 2026年4月1日〜12月15日 | 太陽光単体、太陽光+蓄電池、蓄電池単体(パネル設置済みの場合)の3プラン。設置金額を見てから購入を判断 |
神奈川県は、令和8年度の落札価格を市場価格と比べた例を公表しています。太陽光+蓄電池(パネル4.42kW・蓄電池9.7kWhの一例)で、落札価格は2,515,714円、市場価格は3,553,527円で、29.21%の割引です。
| プラン(神奈川県・一例) | 落札価格 | 市場価格 | 割引率 |
|---|---|---|---|
| 太陽光発電 | 1,109,848円 | 1,484,973円 | 25.26% |
| 太陽光発電+蓄電池(4.42kW・9.7kWh) | 2,515,714円 | 3,553,527円 | 29.21% |
| 蓄電池(7.4kWh) | 1,527,502円 | 2,158,403円 | 29.23% |
ここでの「市場価格」は事務局が設定した比較用の価格です。自分の家の条件でいくらになるかは、実際の見積もりで確かめる必要があります。
どちらがよいかは、何を重視するかで決まります。迷う場合は、両方の見積もりを取って比べてください。
| 共同購入が向いている人 | 業者見積もりが向いている人 |
|---|---|
| 業者を自分で探す手間をかけたくない | 業者を自分で選びたい(地元の業者、評判を確かめた業者など) |
| メーカーや機種にこだわりがない | 特定のメーカー・型番・容量を選びたい |
| 募集・入札の時期に合わせて検討できる | すぐに見積もりを取りたい、工事の時期を自分で決めたい |
| 入札で決まった価格を基準にしたい | 補助金の申請を代行してくれる業者に任せたい |
共同購入の事務局も、共同購入で申し込んでも必ずそこで契約する必要はなく、ほかからより希望に合う提案があればそちらで導入してよいとしています。共同購入の見積もりを基準の1つとして、業者の見積もりと並べるのが、両方の良いところを活かす使い方です。
受け取れる補助金は、お住まいの自治体で変わります
該当するほうから、無料で見積もりを取れます。
※東京都は蓄電容量1kWhあたり10万円と全国で最も手厚い制度です。都外の自治体でも独自の補助制度があります。見積もりを取っても契約の義務はありません。
共同購入と業者の見積もりは、条件がそろっていないと比べられません。次の点を同じにして並べてください。
見積もりを同じ条件にそろえる方法はこちらです。
太陽光・蓄電池の相見積もりを同条件に揃える6項目|比較シート付き
千葉県は、共同購入でも住んでいる市町村の補助金を併用できる場合があるとしています。たとえば市川市は、千葉県の共同購入で設置した場合も蓄電池の補助の対象としています。一方で、補助金の種類によって扱いが違うことがあるため、共同購入を使う場合も、契約の前に市町村の補助の条件を確認してください。
出典:千葉県「太陽光発電設備等共同購入支援事業【住宅用】」/市川市「スマートハウス関連設備導入費補助金交付事業」(いずれも2026年10月25日確認)
東京都の蓄電池の助成と、神奈川・千葉・埼玉の補助の状況はこちらです。
業者に見積もりを頼む場合は、住んでいる地域の補助金に詳しい業者か、審査を通った業者を紹介する一括見積もりサイトを選ぶと、比べやすくなります。見積もり先の比較はこちらにまとめています。
東京都は、参加をしても購入の義務はないと案内しています。千葉県も、施工事業者が提示する設置金額を見てから購入を判断するしくみです。
選べません。東京都では住んでいるエリアに応じて決まった施工事業者から案内され、神奈川県も設置事業者は選べず市区町村ごとに異なるとしています。業者を自分で選びたい場合は、業者に直接見積もりを頼む方法が向いています。
神奈川県は、県と協定を結んでいる事業者はアイチューザー株式会社のみとし、似たチラシが他の都道府県で確認されていると注意を呼びかけています。不安な場合は、都県のホームページに載っている事務局の連絡先か、消費者ホットライン188に確認してください。
家の条件や選ぶ機種によって変わるため、一概には言えません。神奈川県は市場価格と比べた割引率の例を公表していますが、市場価格は事務局が設定した比較用の価格です。同じ容量・同じ条件で、両方の見積もりを並べて比べてください。
受け取れる補助金は、お住まいの自治体で変わります
該当するほうから、無料で見積もりを取れます。
※東京都は蓄電容量1kWhあたり10万円と全国で最も手厚い制度です。都外の自治体でも独自の補助制度があります。見積もりを取っても契約の義務はありません。
参考にした一次情報
東京都環境局「太陽光発電及び蓄電池グループ購入促進事業」(2026年10月1日更新)/神奈川県「住宅用太陽光発電・蓄電池の共同購入事業」(2026年9月10日更新)/千葉県「太陽光発電設備等共同購入支援事業【住宅用】」/市川市「スマートハウス関連設備導入費補助金交付事業」/みんなのおうちに太陽光事務局「太陽光発電の『共同購入』とは?」(いずれも2026年10月25日確認。東京都・神奈川県・千葉県の募集状況は2026年11月2日確認)
※共同購入の募集期間・内容は年度や回によって変わります。参加を検討する場合は、都県のホームページで最新の情報を確認してください。この記事は共同購入の参加をすすめたり、やめるようすすめたりするものではありません。