神奈川・千葉・埼玉の蓄電池補助金【2026年11月】県ごとの違いと今の受付状況

神奈川・千葉・埼玉の蓄電池の補助金 県で違う受付状況と申請の順番

更新日:2026年11月2日/一次情報の確認日:2026年11月2日

締め切り、受付中、市町村ごと。

2026年11月2日時点の、神奈川県・埼玉県・千葉県の蓄電池補助の状況です。神奈川県の補助は9月7日に予算に達して締め切られ、埼玉県は受付中、千葉県は県ではなく市町村が窓口です。同じ「首都圏の県の補助」でも、仕組みも金額も、工事と申請の順番もまったく違います。

【結論】神奈川県の補助は太陽光と蓄電池の同時導入が条件で、蓄電池は1台15万円ですが、令和8年度の第2期は9月7日に締め切られています。埼玉県は1件10万円で受付中ですが、認定を受けた「あんしん事業者」と契約し、交付決定を受けてから工事を始める必要があります。千葉県は住んでいる市町村に申請し、千葉市・船橋市・松戸市・市川市・柏市はどこも7万円です。

神奈川県埼玉県千葉県
申請先神奈川県(本人が電子申請)環境ネットワーク埼玉(県の補助の交付団体)住んでいる市町村
蓄電池の補助額1台15万円1件10万円市町村ごと(主要5市は7万円)
太陽光の条件太陽光と同時に導入太陽光発電が設置済みか、同時に設置すること市町村ごと(船橋・市川・柏は太陽光が必要)
工事と申請の順番県の手引きで確認交付決定を受けてから工事主要5市のうち4市は工事完了後に申請
受付状況(11月2日確認)第2期は9月7日に締め切り受付中。蓄電池・エネファームの申請は予算の約65%(10月19日現在)市町村ごと(主要5市は受付中)
出典:神奈川県「令和8年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」(2026年10月22日更新)/埼玉県「家庭向けの補助金」・環境ネットワーク埼玉「補助金」/千葉県「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」と各市の公式ページ(いずれも2026年11月2日確認)

この記事でわかること

  • 神奈川・埼玉・千葉の蓄電池補助の金額と条件
  • 2026年11月2日時点の受付状況
  • 県によって逆になる「工事と申請の順番」
  • 補助を逃さないために、契約の前に確認すること
目次

神奈川県|太陽光と同時導入が条件、今年度の受付は締め切り

神奈川県の補助は、太陽光発電と蓄電システムを併せて導入することが条件で、蓄電システムの設置は必須です。令和8年度の第2期は、9月7日に申請額が予算額に達したため締め切られました。

項目内容(令和8年度)
対象者(戸建て)補助対象住宅を所有または区分所有する個人(賃貸住宅は除く)
補助額太陽光発電:1kWあたり7万円/蓄電システム:1台あたり15万円(補助対象経費が上限)
蓄電池の数え方蓄電池ユニットの数ではなく、パッケージの型番ごとの台数
蓄電システムの条件令和7年度以降に環境共創イニシアチブ(SII)に登録された製品
住宅の条件耐震性能を確保していること(昭和56年6月1日より前に建築確認を得て着工した住宅は、耐震改修の書類が必要)
申請本人が申請。施工業者などの代行申請は不可
受付状況第1期(5月11日〜6月30日)は終了。第2期は9月7日に予算額に達して締め切り
出典:神奈川県「令和8年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」(2026年10月22日更新、2026年11月2日確認)

県のページには、11月2日時点で次の募集の案内はありません。なお、ページの申請欄には第2期の申請期限「9月30日」が残っていますが、新着情報では9月7日の締め切りが告知されています。最新の状況は県に確認してください。

県のQ&Aでは、国や市町村の補助と併用できるとしつつ、補助の種類によっては県との併用を認めていない場合があるとしています。住んでいる市町村の補助は、県とは別に受付中のことがあるので、市町村のページもあわせて確認してください。神奈川で見積もりを取るときの注意点はこちらです。
神奈川で蓄電池の見積もりを取る前に|県の補助は太陽光とセットが条件

神奈川県が県と協定を結んだ事業者と進める太陽光・蓄電池の共同購入は、参加登録の受付期間が2026年10月29日までで、すでに過ぎています。業者見積もりとの違いはこちらです。
太陽光・蓄電池の共同購入と業者見積もりの違い【2026年】東京都・神奈川県・千葉県の募集状況と選び方

埼玉県|1件10万円、交付決定を受けてから工事

埼玉県の蓄電池の補助は1件10万円で、11月2日時点で受付中です。県の補助の交付団体である環境ネットワーク埼玉によると、蓄電池とエネファームを合わせた申請額は予算の約65%に達しています(10月19日現在)。

項目内容(令和8年度)
補助額蓄電池:10万円/件
住宅の条件県内で自ら住む既存住宅に設置すること
太陽光の条件太陽光発電設備と同時に設置するか、太陽光発電設備がすでに設置されていること
業者の条件「埼玉県省エネ・再エネ活用設備あんしん事業者」の認定を受けた事業者と契約して設置すること
工事の時期交付決定を受けてから工事に着手する。交付決定前に着手すると補助の対象外。交付決定まで2か月程度かかる場合がある
受付先着順。交付申請の受付期限は2027年1月29日17時
受付状況蓄電池は受付中。太陽光発電設備と太陽熱利用システムは予算額に達して受付終了
出典:埼玉県「家庭向けの補助金」/環境ネットワーク埼玉「補助金」(いずれも2026年11月2日確認)

埼玉で一番多い失敗は、交付決定の前に工事を始めてしまうことです。交付決定まで2か月程度かかる場合があるため、業者と工事日を決める前に、申請と交付決定の時期を確認してください。県は、太陽光や蓄電池の導入やメンテナンスについて県が勧誘することはないとも明記しています。

埼玉で見積もりを取るときに、認定事業者かどうかを確かめる方法はこちらです。
埼玉で蓄電池の見積もりを取る前に|認定事業者でないと補助金が出ない

補助金は市区町村ごとに金額も条件も違います

  • 同じ容量でも、住む自治体で実質負担額が数十万円変わる
  • 先着順で、予算に達し次第終了する制度が多い
  • 交付決定前に着工すると対象外になる自治体がある
  • 国のDR蓄電池補助金は2026年5月29日で終了。使えるのは自治体の制度が中心

地域の制度に詳しい業者かどうかで、受け取れる額も申請の通りやすさも変わります。契約を急ぐ前に、複数社の見積もりを同じ条件で並べてください。

※見積もりを取っても契約の義務はありません。補助金は年度途中で受付を終了する場合があります。

千葉県|窓口は市町村、主要5市は7万円

千葉県の蓄電池の補助は、県が補助事業を行う市町村に補助金を出す仕組みです。県から個人に直接出る補助はなく、申請先は住んでいる市町村です。千葉県のページには54市町村が載っています(2026年9月7日更新)。

市蓄電池の補助申請期限予算の状況
千葉市7万円2027年1月29日必着残り受付目安 約285件(予定 約460件。ページ更新 10月21日)
船橋市7万円(太陽光の併設が必要)2027年2月26日太陽光以外の枠 残り1,220万円/2,845万円(10月30日現在)
松戸市上限7万円2027年2月26日市に確認
市川市上限7万円(太陽光の設置が必要)2027年2月26日必着太陽光以外の枠 残り1,083万円/1,870万円(10月27日現在)
柏市上限7万円(太陽光の併設が必須)2027年2月26日制度全体 残り1,640.2万円/3,325万円(11月1日時点)
出典:千葉県「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」と各市の公式ページ(いずれも2026年11月2日確認)。予算に達すると期限前でも受付を終了します

千葉市・柏市は、設備の導入が終わってから申請します。船橋市・市川市も、申請日や期限までに設置を終える流れです。ほかの市町村は千葉県のページから、それぞれの制度を確認してください。千葉で見積もりを取るときの注意点はこちらです。
千葉で蓄電池の見積もりを取るなら市町村名を伝える|県ではなく市が窓口

県によって「工事と申請の順番」が逆になる

3県の補助で最も間違えやすいのが、工事と申請の順番です。埼玉県は交付決定を受けてから工事、千葉の主要市は工事が終わってから申請と、順番が逆になります。

県順番間違えると
埼玉県申請 → 交付決定 → 工事交付決定の前に工事を始めると補助の対象外
千葉県(千葉市・柏市など)工事 → 完了 → 申請工事中・完了前は申請できない。その間に予算がなくなることがある
神奈川県県の手引きで確認本人が申請しないと不受理(業者の代行は不可)
出典:埼玉県・環境ネットワーク埼玉、千葉市・柏市、神奈川県の各公式ページをもとに本記事で整理

引っ越しや県境近くで、ほかの県の情報を見て進めてしまうと補助を逃します。契約の前に、住んでいる県と市町村の補助のページで順番を確認し、業者にも伝えておいてください。

契約の前に確認する4つのこと

  1. 今も受付中か:神奈川県のように、年度の途中で予算に達して締め切られることがある
  2. 工事と申請の順番:埼玉は交付決定の後に工事、千葉の主要市は工事の後に申請
  3. 機器と業者の条件:SIIに登録された機器か(神奈川・船橋・市川)、埼玉ならあんしん事業者か
  4. 太陽光の条件:神奈川は同時導入、埼玉は設置済みか同時設置、船橋・市川・柏は太陽光が必要

補助がなくても蓄電池で元が取れるかは、家の売電価格と買う電気の単価で決まります。計算の方法はこちらです。
蓄電池はやめたほうがいい?1kWhで得する額を計算|オール電化・太陽光なしの判断基準

補助金は市区町村ごとに金額も条件も違います

  • 同じ容量でも、住む自治体で実質負担額が数十万円変わる
  • 先着順で、予算に達し次第終了する制度が多い
  • 交付決定前に着工すると対象外になる自治体がある
  • 国のDR蓄電池補助金は2026年5月29日で終了。使えるのは自治体の制度が中心

地域の制度に詳しい業者かどうかで、受け取れる額も申請の通りやすさも変わります。契約を急ぐ前に、複数社の見積もりを同じ条件で並べてください。

※見積もりを取っても契約の義務はありません。補助金は年度途中で受付を終了する場合があります。

よくある質問

神奈川県の蓄電池補助はもう使えませんか

令和8年度の第2期は9月7日に予算額に達して締め切られ、11月2日時点で次の募集の案内はありません。住んでいる市町村の補助は別に受付中のことがあるので、市町村のページを確認してください。

埼玉県の蓄電池補助は太陽光がなくても使えますか

使えません。埼玉県の蓄電池の補助は、蓄電池を設置する住宅に太陽光発電設備が設置されていること(同時設置も可)が条件です(埼玉県「家庭用蓄電池・エネファーム導入補助金の募集」、2026年11月2日確認)。詳しい要件は、交付団体の環境ネットワーク埼玉に確認してください。

千葉県の補助金は県に申請しますか

いいえ。千葉県は県が市町村に補助金を出す仕組みで、申請先は住んでいる市町村です。金額・条件・受付期間は市町村ごとに違います。

業者に申請を任せられますか

神奈川県は本人の申請が必要で、施工業者などの代行申請はできません。埼玉県・千葉の市町村は、それぞれの申請方法を確認してください。どの場合も、申請の内容と時期は自分でも把握しておくのが安全です。

まとめ

  1. 神奈川県:太陽光と同時導入で蓄電池1台15万円。令和8年度の第2期は9月7日に締め切り
  2. 埼玉県:1件10万円で受付中(申請は予算の約65%、10月19日現在)。あんしん事業者と契約し、交付決定後に工事
  3. 千葉県:窓口は市町村。千葉市・船橋市・松戸市・市川市・柏市は7万円で、主に工事完了後に申請
  4. 工事と申請の順番は県によって逆。契約の前に必ず確認する

補助の受付状況は月単位で変わります。見積もりを取る前に、住んでいる県と市町村のページで、今も受付中かを確認してください。

補助金は市区町村ごとに金額も条件も違います

  • 同じ容量でも、住む自治体で実質負担額が数十万円変わる
  • 先着順で、予算に達し次第終了する制度が多い
  • 交付決定前に着工すると対象外になる自治体がある
  • 国のDR蓄電池補助金は2026年5月29日で終了。使えるのは自治体の制度が中心

地域の制度に詳しい業者かどうかで、受け取れる額も申請の通りやすさも変わります。契約を急ぐ前に、複数社の見積もりを同じ条件で並べてください。

※見積もりを取っても契約の義務はありません。補助金は年度途中で受付を終了する場合があります。

参考にした一次情報
神奈川県「令和8年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」(2026年10月22日更新)/埼玉県「家庭向けの補助金」/環境ネットワーク埼玉「補助金」/千葉県「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」(2026年9月7日更新)/千葉市・船橋市・松戸市・市川市・柏市の各補助金ページ(いずれも2026年11月2日確認)

※補助金は予算に達すると受付を終了します。金額・条件・受付状況は変わることがあるため、申請前に必ず各県・市町村の最新情報を確認してください。

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