卒FIT後に蓄電池は必要?導入すべき人・不要な人の判断基準を徹底解説

「卒FITを迎えたけど、このままで本当に大丈夫?」
「売電価格が下がって、なんだか損している気がする…」
「蓄電池って本当に必要?高いだけじゃない?」

こうした悩みや不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

固定価格買取制度(FIT)の期間が終了すると、売電単価は大きく下がり、これまでと同じ感覚で売電収入を得ることは難しくなります。これまで「売ること」を前提に電気の価値を考えていた家庭ほど、その変化に戸惑うケースが多いのが現状です。

一方で、蓄電池は導入費用が高く、生活スタイルや電気の使い方によっては十分な効果を実感できない場合もあります。だからこそ、「誰にでも必要」という単純な結論にはなりません。

卒FIT後の“正解”は人によって違います。

本記事では、

  • 蓄電池が必要な人/不要な人
  • 導入するなら「いつ・いくら・どう選ぶか」

を、中立的な立場でわかりやすく解説します。営業的な提案ではなく、「自分で判断できる」情報としてお読みください。

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目次

卒FITとは?なぜ「蓄電池」が話題になるのか

卒FITとは(10年固定買取が終了)

卒FITとは、固定価格買取制度(FIT)による10年間の買取期間が終了することを指します。住宅用太陽光発電の場合、国の制度によって発電した電気を一定価格で10年間買い取ってもらえますが、この期間が終わると買取価格の保証はなくなります。FIT期間中は高い単価で売電できていたため、「余った電気は売る」という運用が一般的でした。しかし、10年が経過すると制度が終了し、いわゆる卒FITとなります。

売電価格が大幅に下がる現実

卒FIT後は、電力会社と個別契約を結び、自由な価格で売電する形に切り替わります。その結果、売電単価は大きく下がります。

期間 売電単価の目安
FIT期間中 約48円/kWh
卒FIT後 約8〜10円/kWh

このように、約5分の1以下まで下がるケースも珍しくありません。ここまで下がると、売電収入はほとんど期待できず、「電気を売るメリット」は大きく減少します。

「売る」より「使う」時代へ変わった理由

売電価格の下落により、「売って得する」時代は終わったと言えます。一方で、電気料金の上昇や災害リスクへの不安などを背景に、「発電した電気は自分で使う」という考え方が主流になってきました。

そこで注目されているのが蓄電池です。蓄電池を導入すれば、昼間に発電した電気をためて、夜間や必要な時間帯に使うことができます。つまり卒FIT後は、「余った電気を売る」から「必要なときに使う」へと考え方が大きくシフトしているのです。

卒FIT後の選択肢は3つしかない

卒FIT後の電気の使い方は、大きく分けて次の3つです。どれを選ぶかで、今後10年の電気代や家計負担が大きく変わります。

① そのまま売電を続ける

卒FIT後も、これまで通り発電した電気を電力会社へ売る方法です。手続きや設備の追加が不要なため、もっとも手軽な選択肢です。初期費用がかからない点はメリットですが、売電価格が低いため収入はほとんど期待できません。電気代が高騰しても、その影響を受け続けてしまいます。

② 自家消費メイン(蓄電池なし)

昼間に発電した電気をそのまま家庭内で使う方法です。日中の在宅率が高い家庭や在宅ワークが多い方に向いています。昼間の電気代は抑えられますが、夜間は発電できないため、結局は電力会社から購入する必要があります。

③ 蓄電池を導入する

昼間に発電した電気を蓄電池にため、夜間や必要な時間帯に使う方法です。「電気を貯めて使う」ことで、買電量を減らせます。停電時や災害時にも使えるため、防災対策としての役割も兼ねられます。

どれを選ぶかで、10年後の支出額は大きく変わります。
短期的な費用だけでなく、将来の電気代や生活スタイルも踏まえて判断することが大切です。

【ここで一度、整理してみませんか】
ここまで読んで、「うちは結局どう判断すればいい?」と少しでも感じた方へ。

蓄電池は 住まいの条件・補助金・見積もり条件で、
“正解”が家庭ごとに変わります。
だから、決める前に「自分の場合」を一度見える化しておくのがいちばん安全です。

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卒FIT後に蓄電池が「必要な人」の特徴

次のような方は、蓄電池導入のメリットを感じやすい傾向があります。

  • 電気代が月15,000円以上
  • 夜間の電力使用量が多い
  • 共働き・子育て世帯
  • オール電化住宅
  • 停電対策を重視したい

これらに2つ以上当てはまる場合は検討価値ありと言えるでしょう。生活スタイルや電気の使い方を見直し、シミュレーションして判断するのがおすすめです。

正直、蓄電池が「不要な人」の特徴

一方で、次のような方は無理に導入する必要はありません。

  • 日中ほぼ在宅で電気を使える
  • 電気使用量が少ない単身・夫婦世帯
  • 初期費用を必ず回収したい
  • 近い将来、引っ越し予定がある

「全員に必要」は正しくありません。
不要な人が無理に導入すると後悔しやすくなります。

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卒FIT後に蓄電池を入れるメリット

電気代削減
夜の買電を減らせるため、電気代を抑えられます。将来の値上げリスク対策にもなります。

停電・災害対策
冷蔵庫・照明・スマホ充電など最低限の生活が可能です。太陽光+蓄電池は非常時の心強い電源になります。

電力の自給自足に近づく
「売らない・買わない」選択肢を持てるようになり、電力会社への依存を減らせます。

卒FIT後に蓄電池を入れるデメリット

  • 初期費用が高い(100〜200万円)
  • 設置条件で容量が制限される
  • 使い方次第で効果が出ない

だからこそ導入前のシミュレーションが必須です。

蓄電池は元が取れる?リアルな回収目安

蓄電池を導入した場合の年間削減額は、家庭ごとの電気使用量や生活スタイルによって異なります。夜間使用が多い家庭では、年間で数万円〜十数万円の削減につながるケースもあります。一方、日中在宅が多い家庭では削減額は小さくなりがちです。

導入費用の回収目安は10〜15年程度とされていますが、電気料金の推移や補助金の有無によって前後します。

重要なのは、「元を取る」より「損を減らす」視点で考えることです。

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卒FIT後の蓄電池選びで失敗しない3つのポイント

① 家庭の電気使用量に合った容量を選ぶ
容量が小さすぎると効果が出ず、大きすぎると無駄な出費になります。特に夜間の使用量を基準に選ぶことが大切です。

② 太陽光との相性・連携可否を確認する
既存の太陽光と連携できるかは必ず確認しましょう。機種によっては追加機器が必要な場合もあります。

③ 補助金・保証・施工実績をチェックする
補助金の有無、保証年数、施工実績が豊富な業者かどうかを確認することで、トラブルを防げます。

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【重要】卒FIT後は「見積の取り方」で9割決まる

蓄電池の導入を検討する際、最初に提示された1社の見積だけで判断してしまうのは非常に危険です。蓄電池はメーカーや容量、工事内容によって価格差が大きく、同じ条件でも数十万円以上の差が出ることも珍しくありません。1社のみで決めてしまうと、その金額が高いのか安いのか判断できず、相場より割高な契約をしてしまう可能性があります。

見積を比較する際は、単純に金額だけを見るのではなく、容量・メーカー・工事内容・保証条件などを同じ条件にそろえたうえで比較することが重要です。条件がバラバラの見積では正確な判断ができません。同条件で複数社を比較することで、適正価格やサービス内容の違いが見えてきます。

「今だけ特別価格」「今日契約すれば大幅値引き」などの営業トークには注意が必要です。焦って決めてしまうと、後から後悔するケースも少なくありません。見積内容や契約条件はその場で即決せず、一度持ち帰って冷静に検討することが大切です。疑問点は遠慮せず質問し、納得できるまで説明を受ける姿勢が失敗しないためのポイントになります。

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電気代や電力の使用状況をもとに、あなたの家庭に本当に蓄電池が必要かどうかを中立的な立場で診断します。無理な営業や強引な勧誘は一切なく、「導入すべきかどうか」の判断材料として安心して利用できます。

また、補助金に対応した最新の相場情報をもとに複数プランを比較できるため、相場より高い価格で契約してしまうリスクも防げます。

まとめ|卒FIT後に蓄電池が必要かは「家庭次第」

卒FIT後は売電価格が大きく下がるため、これまでのように「売って得する」時代ではなくなります。ただし、だからといって全ての家庭に蓄電池が必要というわけではありません。

日中在宅が多い家庭や電気使用量が少ない場合は、無理に導入しなくても問題ありません。一方で、夜間の電力使用が多い家庭や電気代を抑えたい方、停電対策を重視したい方にとっては、蓄電池は心強い選択肢になります。

蓄電池が必要かどうかは、生活スタイルや電気の使い方次第です。迷った場合は、まず無料診断などを活用して、自分の家庭に合っているかを確認するのがおすすめです。

卒FIT後の蓄電池は「必須」ではありませんが、向いている家庭には大きなメリットがある設備と言えるでしょう。

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